金属材料やコーティングのナノインデンテーションテスタ・スクラッチ試験機・摩擦摩耗試験機による表面機械特性試験による評価
金属は全ての元素の約3分の2を占めており、地球の質量の24%を占めています。 金属は強度、延性、高融点、熱伝導率と電気伝導率などの特性から広い分野で使用されています。 また、ものづくりには必須な硬質膜コーティングも金属から生成されます。 アントンパール社製の表面機械特性試験機、ナノインデンテーションテスタやスクラッチ試験機を用いることにより様々な金額・コーティングの評価が可能となります。 ナノインデンテーションテスタで取得できる物性値 -硬さ -弾性率 -粘弾性(E’、 E”、 tanδ) -降伏応力(クリープ率) -破壊靭性(粒子の破壊試験) スクラッチ試験機で取得できる物性値 -密着性 -傷のつきやすさ 摩擦摩耗試験機で取得できる物性値 -摩擦係数 -摩耗量 プラットフォームタイプに複数のモジュールを組み合わせることができ、ナノインデンテーションテスタとスクラッチ試験機を同一機体に搭載できる機種もございます。
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基本情報
ナノインデンテーションテスタ アクティブトップリファレンス(特許取得済みの設計) リファレンスは着脱可能で、ボールやピンなど様々な形態が可能。リファレンス軸のピエゾアクチュエータと荷重センサーによって、サンプルへの荷重を微調整(サーボループ)。 -ヘッドには非膨張ガラスセラミックス材を使用し、電子回路システムの熱ドリフトは1 ppm/°C以下。 -独立した押し込み深さセンサーと荷重センサー:超高分解能静電容量センサーにより、「真の押し込み深さ」と「荷重制御」モードが可能。 -超高分解能と超低ノイズフロア。 -オプションの加熱ステージにより200℃までの高温測定が可能。 スクラッチ試験機 -ダイヤモンドスタイラススクラッチ法 -動機マルチフォーカスパノラマ機能を搭載したビデオマイクロスコープによる自動観察 -荷重フィードバックループ制御 -スクラッチ前後のスキャン補正によりスクラッチ深さを計測(プレスキャン・ポストスキャン機能) -アコースティックエミッション検出 -シュミレーションソフトウェアにより最大せん断応力、引張応力、フォーミゼス応力の最大値を解析
価格情報
500~3000万円
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
用途/実績例
・ 半導体 ・ 金属 ・ 樹脂 ・ フィルム ・ セラミックス ・ 粘着シート ・ バイオ材料(骨、歯、コンタクトレンズ) ・ ポリマー材料 ・ 切削工具 ・ TiN、TiC、DLC ・ PVD膜、CVD膜 ・ エンジン部品 ・ 自動車部品 ・ 化粧品 ・ 軟骨 ・ グリース ・ 燃料
ラインアップ(5)
型番 | 概要 |
---|---|
Hit 300 | ナノインデンテーションテスタ |
MCT³ | マイクロコンビテスタ |
UNHT³ | ウルトラナノインデンテーションテスタ |
UNHT³ Bio | Anton Paarバイオインデンタ |
NHT³ | ナノインデンテーションテスタ |
カタログ(3)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(7)
企業情報
アントンパール社は、世界最高精度の振動式デジタル密度計を始め、粘度計、粘弾性測定装置(モジュラーレオメータ)、ゼータ電位測定装置、マイクロ波合成装置など様々な物性測定、分析機器の世界的メーカーです。 お客様の多岐にわたるご要望にお応えすべく、2009年2月日本法人を設立いたしました。 ショールームには、アントンパールの装置を豊富に展示しており、サンプル測定やデモンストレーションも可能です。 ユーザーセミナーや講師を招いてのアプリケーションセミナー、ウェビナーを随時開催しています。 固体、液体の物性測定や評価に関するご質問、お問い合わせ、デモ等ご要望がございましたら、ご遠慮なく、お問い合わせ下さい。