リチウムイオンバッテリー用OPP粘着フィルムの付着防止。切断設備の表面処理寿命が3倍に伸びて生産性アップ!
リチウムイオンバッテリーに使用されるOPP根着フィルムの切断設備の改善事例をご紹介します。 ■課題のポイント ・フィルム切断時に粘着面を吸着するパッドに粘着剤が付着してラインが停止するトラブルが発生 ・離型性の表面処理を採用したが、寿命が短く交換頻度が多い ・ライン停止を防ぐため、たくさんの吸着パッドを用意して対応 ■選定の経緯 ・市販の刃物を使用して表面処理を行いたい ・切れ味に変化のない表面処理の選定が必要 ・ライン停止を防止し清掃頻度を減らせるよう長寿命な表面処理が必要 ■採用された表面処理 『ナノプロセス TLS-200』 ■表面処理の効果 ・粘着フィルムの粘着剤が付着しない離型効果 ・以前の表面処理の3倍~4倍の期間使用でき寿命の問題が解決 ・吸着パッドの交換頻度が減少し、生産性が向上。 粘着フィルムの付着防止表面処理で生産性の向上に貢献します。 ※詳しい製品情報はPDFをダウンロード頂くかお問い合わせください。
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基本情報
■吉田SKTには、離型性に優れ、精密性が高い表面処理があります。 【離型性+精密性】 加工品番 ナノプロセス TLS-200 処理温度 100℃以下 種類 フッ素樹脂系 膜厚 1μm以下 ※詳しい製品情報はPDFをダウンロード頂くかお問い合わせください。
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用途/実績例
切断工程での付着トラブルによって具体的にはこんな問題が起こります。 吉田SKTには付着トラブルを解決できる表面処理(コーティング)があります。 【自動化の妨げ】 工程の自動化・機械化を進めるには、ラインに人の手を必要としないこと や連続稼働が欠かせませんが、刃物に粘着物が付着するような現象が起き ている場合、そのラインを自動化するのは難しくなります。 【清掃の増大】 刃物の清掃やふき取りが頻繁に必要となれば、想定時間内に想定量の生産 ができないなど生産効率の低下はもちろん、作業時間の増加による残業な ど目に見えないコスト増や、作業者の安全性への懸念もふくらみます。 【製品への付着・悪影響】 刃物についた粘着剤や材料が次にカットする製品に付着し、不良品となっ たり、後工程での修繕が必要になったりという事態が起きやすく。また切 れ味が悪くなることで、カット形状が問題になる場合もあります。
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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。