『新商品開発戦略を量産技術からバックキャストして構築』
新規事業開発では、量産時に品質・コストと投資の問題をクリアーできる事業でないと、事業化できないか(経営判断として)、事業化しても長く続かない事例を見てきました(ダーウィンの海を越える)。 そこで当社は事業化のプロセスをバックキャストする発想法が有効だと気づきました。(量産時の理想的状態⇒商品開発⇒必要な製品開発⇒必要な技術開発⇒必要な研究開発) その発想の実現には、量産技術・装置技術の情報が必要ですが、当社はプラスチック、半導体、ガラス、銅・アルミ材料の加工技術を保有しています。 オープンイノベーションが今後進む中で、自社にない技術・それを保有する企業の選定が重要になると思われます。当社はその支援をしたいと考えています。 ホームページ:https://www.process-d-and-t-lab.com/ 「設計・ツール」を参照ください。
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基本情報
私は定年退職して個人事業主として技術アドバイザーを行っています。 私の経歴は、古河電気工業(株)のコーポレートの生産技術部門に26年間所属し、生産技術開発センター長を5年勤めました。 光ファイバの製造プロセス・製造装置の開発を26年間行ってきました。また化合物半導体のエピタキシャル膜の成膜装置の開発など古河電工の全事業に関わる開発を行いました。 2010年から2016年には、子会社の東京特殊電線(株)の事業再建のために取締役兼執行役員として赴任し、研究開発部長、設備部長、原価低減部長と知財部長を兼務しました。10年間赤字が続いた子会社を3年で再建しました。私の役割は工場の原価低減でVM手法を用いて毎年2.5%の原価低減を実現し、再建に貢献しました。 その後、スリムした事業規模を拡大するために新規事業の開発に集中しました。 4分野で4種類の新製品開発を率先して進めました。その時に新事業の立ち上げの難しさを経験し、社内の協力体制の在り方、社外との連携(オープンイノベーション)の重要性を学びました。 新規事業の開発や既存事業の革新を担当する方々の支援をしたいと考えてこの会社を立ち上げました。
価格情報
技術アドバイザー契約の内容 1.抱えている課題のご説明 相談いただいた企業様にとって、どのようなテーマで活動をするのが効果的であり効率的なのか意見交換をさせていただきます。 2.契約内容を確定 (1)活動するテーマ (2)活動内容(訪問回数、提出する資料など) (3)契約期間 (4)契約金額を決めるて、契約を締結します。 3.契約の実施 4.サービス価格 契約期間が6か月以上:1回/月訪問:28万円/月 (旅費・宿泊費別) 6か月未満は、個別に相談。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
用途/実績例
流体工学・田悦高額の専門性を生かして企業時代は以下の開発を行いました。 1.光ファイバの製造プロセス・製造増値の開発 1)ガラス微粒子合成装置、スートの脱水ガラス化装置、プリフォームの延伸装置、線引装置と光ファイバ素線の製造工程を開発しました。 2)光ファイバの装置の特徴 ・石英ガラスを加熱する2000℃を超えるカーボン加熱炉 ・ガラス微粒子を高温のハロゲン雰囲気で焼結するガラス化炉 ・高速で微粒子を合成・堆積する装置 ・高速で光ファイバを均一に塗布するコーティング技術 ・連続して巻き取る巻取装置 2.化合物半導体成膜装置の開発(GaAsのエピタキシャル成膜装置) 3.インラインの線条体の欠陥・寸法測定システムの開発 4.電線と端子の接合技術・信頼性評価技術の開発 5.電線の精密レーザ剥離技術・装置の開発 6.FPC両面基板の開発 など 古河電工はワイヤーハーネスのTier1なので、電線の接続技術や電線製造時のインライン検査装置の開発にも取り組みました。 プロセスの開発を行い装置化し製造ラインの革新をはかり品質と生産性を高め競争優位を実現することがミッションでした。
企業情報
プロセスD&Tラボは、製造プロセスの工程設計(デザイン)と生産技術の開発(テクノロジー)の研究・開発・設計・試作の支援を行う事を目的として活動しています。 特に新規事業の場合は、自社にない技術の導入やパートナー企業の選定と連携が必要になります。いわゆるオープンイノベーションによりマーケティングや製品・サービスの開発期間の短縮を図り、早期に新規分野・新規用途の参入を図り、その情報・技術を用いて自社の独自戦略を立てて事業を推進するためです よって新規事業の大変さは、参入する段階を如何に効率的にかつ効果的に設計するかによります。 その段階では自社が保有していない情報や技術の収集が必要でしかも自社に適したそれらの選択が必要になります。 私は量産装置の開発・立ち上げと、新製品の工場導入の経験があります。そこで得た失敗や成功の経験から量産ラインの設計や新規製品の導入の仕方を自分なりに会得しました。 また、銅製品、化合物半導体、石英ガラスやプラスチックという異種材料の加工時術を保有しています。 これらの量産技術と材料加工技術の知見を使って必要としている皆さんに貢献したしたいと考えています。