高性能、高耐久でエッジ処理を支えるIoTエッジコンピューター「CTB-E3」
昨今では、リアルタイム性やセキュリティリスクの低減、通信量の削減を課題として、クラウドとエッジに処理を分散するアーキテクチャに変化しています。 IoTセンサーの多様化、配置センサー数の増加によって生成されるデータ量は膨大となり、また、リアルタイムでの画像処理、高解像度画像や複数台カメラからの映像処理などにおいて、生データを全てクラウドへ送信してしまうとネットワーク負荷は過大なものとなります。 このような場合にエッジコンピューティングが有効で、エッジ側に高いCPU処理能力を有することで、クラウドに送る前処理を行ったり、クラウドからローカルデバイスに機能分担して、応答性能の高い効率のよいシステムを実現することができます。
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基本情報
「CTB-E3」は最大動作周波数 3.4GHz のプロセッサーを搭載し、USB2.0 x 4、 USB3.0 x 4 、 DP × 1 、 HDMI × 1 と豊富な I/F を装備。 OSはお客様ご指定の Linux をプレインストールして提供します。 Intel 第 7 世代 Core プロセッサー Core i5 7260U を搭載し、放熱性と耐環境性に優れたアルミニウム筐体を採用。ファンレスのサーマルソリューションにより、静粛性を保ちながらシステムの熱暴走や故障を防ぎます。 また、Intel Iris Plus Graphics 640 を搭載していますので、高性能なグラフィックス処理、 4K 映像の出力に対応し、高精細なカメラ映像の表示やデジタルサイネージ、ビデオ会議システムの用途にも最適です。 「CTB-E3」は、画像AI、エッジAI、IoTゲートウェイ、セットトップボックスなど幅広い用途に対応できる、耐久性とコストパフォーマンスに優れたコンピューティングシステムです。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途/実績例
画像AI、エッジAI、IoTゲートウェイ、セットトップボック、デジタルサイネージ、ビデオ会議システム
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当社は、株式会社コヴィアのIoT事業を基盤としつつ、CYBERDYNE株式会社のサイバニックデバイスやサイバニックインタフェースと複合融合し、 設立した合弁会社です。 弊社のこれまでの開発実績には、モバイル通信、近距離通信、GPS、各種センサーノード、情報セキュリティ、クラウドサービスなどの先進技術が網羅されており、この実績や開発のノウハウそのものが核心となり、IoTの分野でのシステム全体を最適化する提案を可能にします。 大型のOEM/ODM案件から、小ロットのカスタム対応、またお客様独自ブランドでの製造まで、これまで培ったノウハウをもとに先進の技術で最適なハードウェアを構成し、開発、製造に技術サポートを合わせて、スムーズにシステムを稼働に導きます。