既存の車両にソフトウェアひとつ搭載するだけで、現在装着しているタイヤと走行している路面のミューが推定できるソフトウェアです!
『Tire Grip Indicator(TGI)』は、追加のセンサーを必要としない ソフトウェアソリューションです。 車輪の速度信号やその他の車載センサーを分析することで、タイヤと 路面間の摩擦を継続的にモニターし、更に路面、そしてタイヤ両方の 特性を考慮した上で正確な摩擦係数の値を提供します。 【特長】 ■ABSやESC(横滑り防止装置)、トラクションコントロールが反応する はるか前の段階から、通常のドライブ条件下でのタイヤ-路面間の 摩擦係数を推定 ■潜在的にある最大摩擦係数の数値を用いて、どこまでフリクション 活用できるか、 正確に算出することが可能 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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基本情報
自動車は最終的にはタイヤに伝達させた動力を路面に作用させて制御しているので、路面ミューはとても重要なパラメータになります。 自動車制御の基本的な情報になるので、路面ミューの情報は様々な用途に活用でき、一石三鳥にも十鳥にもなりうる情報です。 【Highミュー → Lowミュー】 ・AWDの発動やトルク配分最適化 ・ACCの車間距離や速度の制御、またはドライバーへのACC解除の提案 ・衝突軽減ブレーキの制御始動タイミングを路面の滑りやすさに適応 ・回生ブレーキを路面ミューに応じてディスクブレーキと合わせるブレーキブレンディング ・サマータイヤとスタッドレスタイヤ別でのABSの制御ロジックの適応 ・走行中の路面ミューをドライバーに表示するインフォテイメント ・2WD/AWD制御最適化によるバッテリー消費の節約 TGIはCAN-Bus上に流れている情報のみで路面ミューを推定することが可能なので、処理能力や記録容量、セキュリティ要件に制限されず、インストール先を選びません。
価格帯
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用途/実績例
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詳細情報
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路面ミューは路面とタイヤの間に発生する物理係数なので、路面とタイヤの双方に依存して変化します。 TGIでは内部に現在装着しているタイヤの特性データを構築することで、得られた車の挙動の情報から路面ミューの情報へと昇華させています。
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内部に構築されるタイヤ特性のデータは、そのままサマータイヤやスタッドレスタイヤのとk末井と直結しています。 TGIでは路面ミューだけでなく、現在装着しているタイヤがサマータイヤなのか、それともスタッドレスタイヤなのかも判別することができ、タイヤ種別のブレーキ制御やステアリング制御を可能にしています。
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このフリクションサークルは、Y方向のプラス側がアクセルフォース、マイナス側がブレーキフォースを表し、X方向の左右がそれぞれコーナリングフォースを表しています。 この円の外縁、赤色で塗られた部分がタイヤがスリップしてしまう領域で、また現在の自動車でもフリクションを推定できる領域です。 本来であればタイヤがスリップしてしまう前に制御をかけ安定してドライブさせるのが課題です。 この図ではTGIがフリクションサークルの中心付近で動作することを表し、少ないアクセルフォースやブレーキフォースからタイヤグリップのピーク値を出力することが可能です。 クルマが滑ってしまうその前に、滑りやすい状況をモニタリングする事が可能です。
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当社は、2001年創業のスウェーデンに本社を置く会社です。 センサーフュージョン技術の前線で、コスト効率・付加価値の高いサービスを 世界の車両産業に提供しています。 アウディ、フォルクスワーゲン、セアト、シュコダ、ボルボ、フィアットや ルノーなど、世界をリードする車製造者から選ばれています。