チタン・セラミックス・超硬合金など!材料の性質やロウ付けのポイントなど詳しくご紹介
わかりやすい「ロウ付け」シリーズより、『各種材料へのロウ付け性2 ~チタン・セラミックス・超硬合金編』をご紹介します。 比重が鉄の約60%で錆びにくく、海水に強い“チタン”は、変態点以下でのロウ付けを推奨しています。 高温下で高い強度と、耐食性、耐摩耗性、耐酸化性をもつ“セラミックス”と 金属のロウ付けには、「活性金属法」をオススメします。 【チタン ロウ付けのポイント】 ■強固な酸化皮膜の除去が必要 ■窒素・酸素・水素・炭素と反応すると硬さが増し、じん性が低下 ■変態点(883℃)以下でのロウ付けを推奨 ■大気ロウ付けは困難 ・不活性(Ar)ガスや真空での雰囲気ロウ付けが好適 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【セラミックス ロウ付御けのポイント】 ■セラミックスと金属のロウ付けには「活性金属法」「メタライズ法」がある ■活性金属法は、母材に直接活性ロウ付けする ■メタライズ法は、母材にMo-Mn粉末を塗布しニッケルメッキ処理した後に、銀ロウ付けする ■セラミックスと金属のロウ付けでは熱膨張係数の差に注意する ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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「ロウ付け」とは母材と母材の間に「溶かした金属ロウ材」を流し、冷却して接合する技術です。母材とロウ材は原子レベルで強固に結合します。 【ロウ付けは身近な接合技術です】 自動車・エアコン・ガス給湯器・工具などの部品に、ロウ付けは利用されています。 機械加工・パイプ加工などの分野で、幅広く役立っております。 【ロウ付けのメリット】 ●薄板接合・精密接合ができる ●複数多点を同時に接合ができる ●異種金属や非金属の接合ができる ●切削や研削では作れない複雑形状の部品を製作できる ●気密性の高い接合ができる 「溶接」が母材を溶かして接合する技術であるのに対し「ロウ付け」は母材をほとんど溶かさずに接合する技術のため、サイズの小さいものや薄板などの繊細な部品の接合に向いています。