量産金型と同等の高精度プレス加工を実現する、独自の試作順送プレス金型
一般的に試作順送プレス金型は、量産金型よりも精度が落ちてしまう分、短納期かつ安価に入手できるものです。しかし当社の試作順送プレス金型は、金型パーツを0.001mm精度で仕上げておりますので、量産金型と同等の±0.01mmで製造することができます。社内で金型生産を一貫して対応しており、また特許を取得した独自の標準化金型システムにより、納期や精度を落とさずに、量産金型と同等のクオリティで生産できる試作順送プレス金型の製造を実現いたしました。この試作順送プレス金型こそ、当社が最も強みを持つ分野です。
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基本情報
【特許を取得した標準化システムによる、試作順送プレス金型製造の短納期対応】 薄板プレス加工部品を使用する当社のお客様にとっても、量産受注獲得のためには、高品質であると同時に、他社よりも早くサンプル提供するという納期が、受注に大きな影響を与えると考えます。そこで当社でも、いち早く試作プレス加工品のサンプル生産を実現するために、独自開発をしたのが、試作順送プレス金型の標準化システムです。 特許を取得したこの標準化システムは、金型を共通ユニットとサブユニットに分けて位置決めを行う機構を搭載して、プレス加工品のサイズ・ピッチ・板厚によってサブユニットの大きさを数種類の中より選択し、サブユニットのみを製作する生産体制をとっています。この生産体制により、金型製造にかかるリードタイムの圧倒的な短縮を実現しております。 他社製の試作金型と比較しても、コストや納期面で圧倒的な差別化ができており、多くの電子部品メーカー様から重宝いただいています。
価格帯
納期
用途/実績例
【量産金型へのバージョンアップ(つなぎ量産金型への変更)にも対応】 生産計画が見えない昨今の状況において、最大計画での量産金型製造は先行投資型となり、リスクが高くなってしまいます。そこで当社がご提案しているのが、試作順送プレス金型と量産順送プレス金型の中間の存在である、つなぎ量産金型です。 当社の試作順送プレス金型は、数量に応じて「つなぎ量産金型へのバージョンアップも可能となります。(ヴァージョンアップ)も行えます。試作順送プレス金型の金型材質を超硬に変更したり、金型にコーティングを施すことで、保証ショット数が400万に増加した実績もございます。累積ロット数300万個までのつなぎ量産であれば、当社の試作順送プレス金型からのバージョンアップが最適となります。 見えない生産量にあわせてプレス金型を使いわける当社の金型製造ノウハウは、今の時代にあったものと考えており、実際にお客様からも多くのお引き合いをいただいております。
企業情報
株式会社ナカトガワ技研は、宮城県石巻市で順送プレス金型の製造をつづけて35年、「知る人ぞ知る」東北最大手の試作順送金型メーカーです。当社は、順送の精密プレス金型を得意としており、加工精度±0.001~、材料板厚0.03mm~の高精度な金型(売型)をご提供いたします。また量産型と同精度の順送試作型も対応します。 当社では、金型の設計製造から検査、プレス加工まで一貫して行うことができます。またナカトガワ技研の加工技術は、米粒ほどの大きさにも加工することができるのは当たり前。そのような高精度加工を安定的に行う当社の技術力こそが、高精度金型部品加工を実現するためのポイントです。 さらに当社では、累計3,000型の順送金型の製作実績があり、今までの試作品をスケルトンとして全てサンプル保存しております。この蓄積されたサンプルにより構築された当社のアイデア力で、お客様のご要望に応えて様々な金型形状を生み出します。 ナカトガワ技研では、特に試作~中量産用の試作金型の設計・製造に強みがある当社は、試作・中量産のプレス加工にも対応しております。この領域のプレス加工では、当社は負けない自信があります。