“1個のマスタIC”と“最大63個のスレーブIC”によって、超高速にリモートI/Oを制御するネットワークを構築。
HLSは、「1マスタ:複数スレーブ」のリモートI/O制御ネットワークです。 マスタとスレーブとの間は、自動で通信しており、最大63のスレーブICを接続することができます。 接続にはRS485を用いたマルチドロップ配線が利用されますが、HUB-IC(MKY02)を使用することにより、T分岐や配線延長も可能です。 またマスタIC内には、各スレーブICに対応したメモリ領域が存在します。 このメモリ領域は、通信ステータス、割込み、通信エラー用の通信制御レジスタと、I/O制御レジスタから構成されています。 CPUは、マスタICのメモリをリード/ライトするだけで、各スレーブICに接続されているI/Oを制御できます。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【特徴】 〇 超高速:63スレーブ接続の場合、最大1008点入力と1008点出力が1ms以内にデータ更新可能 〇 長距離:12Mbpsの通信速度で100m通信を実現。さらにHUBデバイス接続により延長可能 〇 高耐ノイズ&信頼データ:独自の波形自動補正機能と3種のエラー検定により100%のデータ保証 〇 プロトコル内蔵:CPUパワーに依存しない通信 〇 一定周期通信:一定速度の安定した通信 〇 省配線:ケーブル配線が簡単で、メンテナンスの向上 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 『HLS』(日本国商標登録番号2645060)は、(株)村田製作所から使用許諾されています。
価格帯
~ 1万円
納期
用途/実績例
チップマウンタ 半導体製造装置 射出成型機 大型印刷機 自動搬送ロボット 溶接機 放電加工機 パチンコホール管理システム 防犯制御システム 医療機器 交通情報管理システム(道路信号) アミューズメントパーク管理 RFID応用システム 倉庫・ビル管理システム NC工作機械 駐輪場管理
ラインアップ(3)
型番 | 概要 |
---|---|
MKY36 | HLSマスタIC 16/8ビットCPUバスインターフェース |
MKY37 | HLSスレーブIC DIN:16ビット DOUT:16ビット |
MKY02 | T分岐、通信距離延長用HUB IC |
企業情報
「二段跳びや三段跳びをせず、一歩ずつ確実に・・・」、そんな想いがステップテクニカの社名には込められています。 この想いを抱いたプロの技術者全員が、お客様へのヒアリングからリリースへ至るまで、二段跳びや三段跳びをしない開発体制とサポート体制を実現しています。 また、「世の中に有りそうでいて、無い物」と「誰かが作れそうでいて、作れない物」を開発テーマとしながら、市場の動向に適合した新製品を開発し続けているLSIメーカです。これからも、一層信頼性を高めた独創的な製品を提供することにより産業界へ貢献してまいります。