耐圧と強度に優れた金型鋳造
金型鋳造とは、鋳鉄や耐熱合金鋼でつくられた鋳型で成型する鋳造方法です。溶湯を高圧・高速で注入するダイカスト法とは異なり、溶湯のみの重力で鋳造するため金型重力鋳造とも呼ばれます。
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基本情報
1. 耐圧と強度に優れた金型鋳造 金型鋳造は砂型鋳造に比べ、凝固時の冷却スピードが速く内部組織が緻密になる為、工作機械やエアブレーキなどの耐圧性を必要とする製品や、自動車のボディや建設機械などの強度、高靱性を必要とする製品などの製造に向いています。 2. 中子の使用で自由度の高い鋳物の製造 砂型鋳造と同様、シェル中子を使用することで製品を一体化することができ、部品点数や組立工数の削減によりコストダウンの実現が可能です。 3. 多材質生産で必要な材質・数量に対応 当社の金型鋳造では、溶解量280kg~450kgの複数のるつぼを用いて生産が可能です。また、鋳造機は汎用設備でレイアウト変更も容易にでき、お客様のニーズに合わせて必要な材質や数量での対応が可能です。
価格帯
納期
用途/実績例
・小型汎用エンジンの燃料噴射量制御装置 ・作機械用回転シリンダー ・軽自動車用エンジンブロック ・コンプレッサー用コネクティングロット ・トラック用ブレーキのエアドライヤー ・バイク用吸気マニホールド ・建機用旋回モーター ・建機用インバーターケース
詳細情報
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製品名:工作機械用回転シリンダー 材質:AC4A 寸法:61*211*90 工法:縦型式鋳造機
企業情報
当社は、砂型鋳造発祥ながら金型重力鋳造・ダイカストの工法でも 豊富な経験のある企業です。 これまでに培った知識と経験で、他材質からアルミ化や好適な工法をご提案。 それぞれの工法の持つ利点をお客様にわかりやすく伝えることができる 現場と人づくりを目指します。 また、引き続きアルミニウム鋳物のものづくりの強化と、 リサイクル性に優れたアルミニウムを軸に新しい材料の研究開発や 周辺技術の導入に取り組んでまいります。