入力電圧は結果的に得られる電流密度(絶対値)の最大値が1となるように調整した電圧を使用!
19本の素線を束ねた導体に交流電流を流したとき、どのような電流分布が 見られるか、磁場解析により確認した事例をご紹介します。 周波数応答の磁場解析が適当なので、ソフトウェアは「PHOTO-EDDYjω」を選択。 入力電圧は結果的に得られる電流密度(絶対値)の最大値が1となるように 調整した電圧を使用しています。 結果、周波数1×10^5[Hz]ではほぼ一定となったほか、周波数1×10^7[Hz]では 最外層の導体表面に電流密度の集中が見られました。 【事例概要】 ■使用ソフトウェア:PHOTO-EDDYjω ■解析結果 ・1×10^5[Hz]:ほぼ一定 ・1×10^6[Hz]:徐々に電流密度の分布が見られる ・1×10^7[Hz]:最外層の導体表面に電流密度の集中が見られる ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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企業情報
フォトンでは、電磁現象を利用した製品、部品などを コンピュータ上でモデル化し、 シミュレーションする 「電磁場解析用ソフトウェア」を開発しています。 従来の設計や開発の現場においては 技術者の方の経験に基づく試作と、試作品による実験を ループにした試行錯誤が中心でした しかし、実際に試作品を使った実験を行い その結果を検討するには多大な時間とコストを要します。 今後は、実験・試作ベースから解析ベースの設計への移行が 生産性向上において重要課題であり、解析ベースの 設計技術の中核となるシミュレーション技術の確立が課題となります。 このような状況の下、フォトンでは、電磁場を中心に、熱、 振動、音場などについての「解析ソフトウェア」を開発し 提供させていただいております。フォトンのソフトを 活用して頂くことで、各種工業製品の開発・設計を効率よく 行うことが出来ます。このようにして、フォトンは、 ユーザー様の製造現場において、試作の回数や開発費用の低減 開発期間の短縮を実現し、ひいてはユーザー様の競争力強化を 支援していきたいと考えています。