え?窒素ガスは要らないの?!顕微鏡ステージで低酸素培養を実現する超小型インキュベータ
・窒素ガスを使わず低酸素環境を実現できる超小型のインキュベータです。 ・お手持ちの顕微鏡でハイポキシア環境での蛍光観察やタイムラプス撮影を可能にします。
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基本情報
・脱酸素剤を制御器のリザーバータンクに入れてタンク内を無酸素状態にし、電磁弁で空気と混合させて設定濃度の低酸素ガスを生成します。 ・低酸素ガスをポンプで超小型の培養チャンバー内と循環させて低酸素環境を実現します。 ・CO2はペットボトルより小さなカートリッジから送り込んで5%に混合します。 ・チャンバー天面に設けた透明ガラスヒーターでチャンバー内を保温します。
価格情報
お問い合わせください 様々なオプション機能の追加・省略で最適構成をカスタムできます。
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
~ 1週間
※オプション対応によって納期が異なりますので、一度お尋ねください。
用途/実績例
●嫌気性培養、分化誘導など低酸素での細胞培養 ●ハイポキシアでのアッセイにおけるライブセル観察
詳細情報
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培養チャンバー「CH140T」はウェルプレート1枚を収納できます。高いガスバリア性を有します。
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培養チャンバー「CH140T」の天蓋を開けた状態です。カンチレバーで簡便に開閉可能です。
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培養チャンバー「CH070T」は直径18mmのカバーガラスが底面から露呈して油浸観察が可能です。筐体の縦横寸法がウェルプレートと同じ85mm×127mmなので汎用プレートホルダに無改造で嵌ります。
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培養チャンバー「CH070T」の天蓋を開けた状態です。カンチレバーで簡便に開閉可能です。油浸対応のインサートはチャンバーから分離させて独立して使用できます。
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培養チャンバー「CH140T」(左側)と「CH070T」(右側)の大きさを比較しました。
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制御装置BH053Aの背面には脱酸素剤を入れるガスリザーバーの蓋があります。酸素センサはチャンバーから混合ガスが戻ってきて制御装置に入る直前に設置され、チャンバーから出てきたガスの酸素濃度を計測します。
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キーエンス社製蛍光顕微鏡BZ-X800に搭載できます。ハイポキシア環境でのライブセル観察を簡便に実施します。底面ユニットを差し替えることでその他の顕微鏡にも搭載できます。
ラインアップ(2)
型番 | 概要 |
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SH140A | ウェルプレート1枚が入る大きさの培養チャンバーです |
SH070A | 油浸対応の培養チャンバーです |
カタログ(6)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
弊社は透明ガラスヒーターを製造販売しています。熱くなっても透明なままなので対象物を加温しながら観察できます。透明ガラスヒーターは最大200℃まで加温でき、急激な温度変化でも割れません。面内の温度分布も均一で、細胞培養などに用いる40℃程度の低温域では均一かつ精密な温度管理が可能になります。 パネル形状をはじめ、様々な標準ユニットを揃えており、届いた日から直ぐにお使いいただけます。バイオ・メディカル・ケミカル分野では透明ガラスヒーターを各種加温デバイスに組み込み、専用アプリケーションとして特注で製作しています。マイクロリアクター、細胞培養装置、スライドガラスヒーターなど精密温調を要する用途でお使いいただけます。 ブラスト社は透明ガラスヒーターを中心として温度制御、組み込みなどを含めた総合的な熱ソリューションを提供いたします。