製鉄分野での二酸化炭素(CO2)分離・回収・吸収用途向けのアミン分析計のご紹介
私たちの身の回りには、様々な鉄鋼製品が使われています。 製鉄業界では、CCUS(分離・貯留したCO2を利用)を活用することで脱炭素の製鉄を目指す「グリーンスチール」を目指しています。 高炉から排出されるBガス(Blast Furnace Gas、CO(一酸化炭素)、メタン等)から二酸化炭素(CO2)の分離・吸収や直接還元する設備に導入し回収する技術等が開発されています。 その例として、アミン(Amine)類から形成されるアミン溶液を用いることでCO2の分離・回収が進められています。 この工業排出ガス中のアミンの質量分析をする為に、アミン分析計が使用されます。 当社のアミン分析計(Process Insights社の炭化水素分析計(HC/Hydrocarbon Analyser)は、 旧米国Appied Instrument社/Schneider社の分析計)とは、フーリエ赤外分光法(FT-IR(Fourier Transform Infrared Spectroscopy))を用いている測定器です。 赤外線を用い、試料に照射することで、物質の定量定性評価が高応答速かつ高精度で可能です。
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基本情報
FT-IRの他にも、水素炎イオン化検出器 (FID) やプロトン移動反応質量分析計(PTR-MS)、ガスクロマトグラフィー(GC)、液体クロマトグラフィー(LC)、質量分析計(MS)にてアミンを測定可能ですが、はとんとのものは研究所・大学等で使用されるラボ用機器です。実際の測定現場で仕様され、且つ高応答速の濃度計としてはFTIRが最適です。 これらの機器はノルウェーのモングスタット(Mongstand)技術センターで比較試験され、FTIRの優位性が確認されました。 テクネ計測ではCO2排出削減や水素事業プロジェクトに力を入れております。 お客様の用途に合わせた測定器・計測器がございます。 露点管理・水分管理に対応した露点計や風速計、耐環境性を兼ね備えた温湿度計等がございますので、その他詳細はお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】 ・高炉 等
企業情報
国産静電容量式露点計TK-100シリーズをはじめ、ミラー式露点計、酸素濃度計、加湿装置、腐食性ガス中水分計という、水分管理に関わる様々な計測器・装置を紹介しております。これらを有機的に組み合わせ、また、配管、ライン作成、ユニット化により、オーダーメイドの製品をご提供し、複雑な問題点にも迅速に対応させて頂きます。