粉砕処理不要!低コストで容易に水素ガスを製造!
従来、バイオマスやプラスチック等の有機物から水素ガスを製造する方法として、水酸化カルシウムと水酸化ニッケルを混合し、メカノケミカル処理(粉砕処理)を行った後、加熱して製造する方法がある。粉砕処理にはエネルギーや粉砕装置が必要であり、コストをさらに低減する技術開発が期待されていた。本発明は、粉砕工程を必要としない、より低コストな方法で、バイオマスやプラスチック等の有機物から水素ガスを製造する方法に関する。バイオマスやプラスチック等の有機物を塊状のまま熱分解し、熱分解ガスを発生させた後、熱分解ガスをニッケルを含む水溶液とともに加熱することにより、水素ガスを発生させることができた。また、加熱時に加えるニッケルは、回収・再利用が可能である。
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