蛍光X線(XRF)分析前処理用 全自動ガラスビード装置 HAG-HF
試料、フラックス(融剤)、剥離剤の秤量からビード作製、鋳型への鋳込み、白金るつぼの洗浄・乾燥まで全自動で行うビード作製装置です。 溶融をおこなうるつぼと分析面を作る鋳込み皿をそれぞれ設けることで 白金製品の改鋳頻度(=ランニングコスト)も大幅に下がります。 コントロールPC内にデータが残るため、各試料の調製履歴が確認可能です。 現場からの試料気送を行う気送管設備や蛍光X線分析装置、ハンドリングロボットとの全自動接続も可能です。
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ハルツォク・ジャパンは前処理装置の専門企業として約30年歩んでまいりました。弊社が扱う前処理装置とは、分析装置に最適な状態の試料を作成する装置のことを言います。 近年、分析機器の高性能化が進み、より精度の高い分析が行えるようになりました。しかし、一方で分析精度が上がれば上がるほど、前処理工程の出来で分析結果が大きく変わるという状況が進んでいます。例えば、最高スペックの顕微鏡があったとしても、試料を観察するための研磨でコンタミ、脱落、ダレ等々で仕上がりの悪い前処理は分析精度は低いものになります。逆にスペックの低い顕微鏡でも奇麗な研磨が出来ていれば精度の高い分析結果が得られます。 設備投資でも後回しにされやすい前処理設備ですが、高い分析精度を求めるほど前処理工程の結果が効いてきます。そして、この前処理工程はアナログ的で経験則に頼るところが大きい分野です。ハルツォク・ジャパンは前処理分野で長年培ってきたノウハウでお客様の品質向上に貢献してまいります。