元素分析の酸分解などで用いられるマイクロ波装置ですが、供給メーカーによっては自社試験のみで外部認証を取らずに販売されています
CEマークは、製品が該当するEU指令の要求事項に適合していることを示すマークで、製品の安全性に関わる項目も有することから製品の安全性を示す指標として用いられています。しかし、一般的にマークの提示には第三者機関での審査は必要なく、自社内での検討による自己宣言できることはあまり知られていません。そのため、安全性をユーザーに対して担保するためにはCEマークの掲示だけではなく、第三者機関による別の審査を受けることが望ましいとされています。 お使いのマイクロウェーブは、第三者機関の認定の取れているものですか? また、どんな第三者機関とはどのようなものがあるのでしょうか?
この製品へのお問い合わせ
基本情報
NRTL(ETLマーク)とGCマーク ETLマークは、製品が安全規格を含む適用規格の要件を満たし、第三者機関である米国労働安全衛生局OSHA認可の国家承認試験所NRTLでの試験を受け、毎年製造業者の施設で定期検査を受けていることを証明するものです。 一方、製品がドイツ製品安全法(ProdSG)の定める品質・安全基準を満たしているか欧州各国に存在する認定第三者機関により審査され、認証しているのがSGマークとされています。 アントンパールのマイクロウェーブ、Multiwave GO Plus、Multiwave5000、Mulriwave7000のいずれもここに示した全ての第三者機関による安全審査を受け、認証を取得しています。私たちは、「安全」という製品に不可欠でありながら目に見えない性能を謳うためには、自社判断だけでなく、第三者の審査を受け、それに耐えるものを提供することがユーザーに対する責任ではないかと考えています。 前処理装置の検討の際には第三者機関の審査合格の有無もぜひ、検討材料とすることを、お勧めします。
価格帯
納期
用途/実績例
ICP-MS、 ICP発光、 原子吸光など元素分析のための前処理(酸分解など)に用いられるマイクロウェーブ装置として。 求められる分解性、生産性、サンプル数などに応じて最適な装置とオプションをご案内しています。
詳細情報
-
Multiwave7000
-
Multiwave5000
-
MultiwaveGO Plus
カタログ(16)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
アントンパール社は、世界最高精度の振動式デジタル密度計を始め、粘度計、粘弾性測定装置(モジュラーレオメータ)、ゼータ電位測定装置、マイクロ波合成装置など様々な物性測定、分析機器の世界的メーカーです。 お客様の多岐にわたるご要望にお応えすべく、2009年2月日本法人を設立いたしました。 ショールームには、アントンパールの装置を豊富に展示しており、サンプル測定やデモンストレーションも可能です。 ユーザーセミナーや講師を招いてのアプリケーションセミナー、ウェビナーを随時開催しています。 固体、液体の物性測定や評価に関するご質問、お問い合わせ、デモ等ご要望がございましたら、ご遠慮なく、お問い合わせ下さい。