AVB/TSN, MACsec完全対応。次世代車載ネットワークの評価・開発を加速する19ポートスイッチ
『RAD-Epsilon XL』は、19ポートを備えた、堅牢な車載ギガビットイーサネット用のマネージドスイッチです。 ベンチトップでの開発から実車への搭載まで、幅広い用途を想定して設計されています。 最大の特徴は、16系統の100/1000BASE-T1ポートに加え、10ギガビット対応のポート(10GBASE-T, SFP+)を複数備えている点です。 さらに、リアルタイム通信に不可欠なAVB/TSN(時間依存型ネットワーク)規格や、セキュリティを確保するためのMACsecに完全対応しており、次世代の高度な車載アーキテクチャの開発と評価に最適なコアデバイスです。 イーサネットに加え、CAN、LINなどのレガシーバス用のポートも備えています。 【搭載ポート】 16x 100/1000BASE-T1 (Marvell 88Q222xM PHY) 2x 10GBASE-T 1x 10G SFP+ 2x ISO CAN/CAN FD(終端抵抗切り替え可能) 1x LIN ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【特長】 ■Marvell 88Q6113車載環境向けに設計 ■スクリプトや組込みCアプリケーションに対応する組込みプロセッサ ■ネットワーク状態およびデバイス設定用のLED ■AVB/TSN規格対応:IEEE 802.1AS (gPTP) 時刻同期, IEEE 802.1Qav / 802.1Qbv トラフィックシェーピング ■OPEN Alliance TC10 Sleep/Wake-up (スリープ/ウェイクアップ)対応 ■OPEN Alliance TC17 MACsec (認証と暗号化)対応 ■ポートミラーリング、VLAN (最大4096)、MACアドレスフィルタリング ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
■車両ネットワークのバックボーン: 開発車両やプロトタイプのセントラルスイッチとして、多数のECU、センサー、高性能コンピュータを接続 ■HIL (Hardware-in-the-Loop) シミュレーション: HILテストベンチのコアスイッチとして、車両全体のネットワークをシミュレート ■スタンドアロン・ゲートウェイ開発: 内蔵プロセッサとスクリプト機能を利用して、CAN FDと車載イーサネット間のメッセージを中継・変換するゲートウェイなどをスタンドアロンで構築 ■ネットワークの盗聴(タッピング)と解析: ポートミラーリング機能を使い、ネットワークに影響を与えずに通信内容をモニタ ■セキュリティ機能のテスト: MACsec機能を利用して、中間者攻撃や不正侵入などからネットワークを保護するセキュアな通信システムの開発と評価 ■TSNシステムの検証: ADASやインフォテインメントなど、TSNによる精密な時刻同期や帯域保証を必要とするリアルタイムアプリケーションのテストと検証 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
詳細情報
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RAD-Epsilon XLの搭載ポート
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1994年、イントリピッド・コントロール・システムズは、ミシガン州デトロイト郊外に設立され、それ以来、世界中のお客様に車載通信の様々な規格に対応した最新の開発ツールをお届けしてきました。 CAN/CANFD、LIN、Automotive Ethernet、BroadR-Reach、FlexRay、MOST、Keyword2000、ISO14229、ISO9141、UART、J1939、J1850、GMLAN、I2C、SPI等 の開発ツールの提供をしております。 我々の顧客にはフォーチュン100社に含まれる大企業、主要なOEM企業から個人まで様々なお客様がおります。 また、世界中に張り巡らされたディストリビューター網の他に、USA、日本、中国、インド、ドイツ、UK、韓国に支社を持ち、直販と技術サポートを展開しています。 ほかにも、自動車業界におけるセミナーの主催や展示会出展を積極的に行い、技術論文等の面でも貢献しています。