鉄を錆びさせないようにする黒色処理
黒染メッキ(処理)は、化成処理の1つで、鉄の表面に化学変化(化学反応)を起こしアルカリ処理することで黒く染め、黒錆と呼ばれる四三酸化鉄の酸化皮膜を作ることで表面をメッキする方法です。 黒染メッキ(処理)がよく用いられるのは、寸法精度を維持したい部品や価格を安くしたい部品などで、金属材料の表面を保護するだけでなく、装飾目的や吸光特性を向上させるためにも使われています。
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基本情報
黒染メッキ(処理)は、アルカリ性の水溶液の中に対象物を浸して化学変化を起こし、素材となる金属の表面に黒錆と呼ばれる四三酸化鉄の酸化皮膜を生成していきます。 処理後はメッキにより黒くなりますので、黒染めしたように思われますがそうではなく、金属の表面に黒錆を生成させています。 黒染メッキ(処理)は、生成される皮膜の膜厚がそれほど厚くないため、耐食性や強度には欠けてしまいますが、メッキによる寸法の変化が少ないことが特徴です。 そのため、素材の寸法を変えたくない物に対する処理にはとても適しています。単純にいえば、あえて表面を錆びさせることでそれ以上錆を進行させないような処理ということになります。
価格帯
納期
用途/実績例
工作機械、産業機械に薄い皮膜で黒色に処理したい部品や耐食性が必要な部品、耐熱性が必要な部品
企業情報
半導体部品関係、人工衛星部品関連、船舶部品関連、食品関係部品などの あらゆる産業界で活用されているものにメッキ加工をしてます。 弊社の強みは、徹底した品質管理を仕組み化したことによる、高い技力! でお客様からは、 「三和メッキ工業さんの品質はとても信用出来ます。」 というコメントをいただくこともあります。 私たちは、私たちが持つ技術を活かして、 日本全国の企業の課題解決に 寄与する会社でありたいと思います。 また、会社の考えとしては、会社全体をひとつのファミリーと考えを 大事にしております。