部品劣化による段取り替え時間を大幅削減! 現状分析・課題発見から、解決提案・部品供給・効果測定までサポートします。
【独自開発したPCD素材】 MDIのPCDは、ガラス切断工具の耐久性を追求していくなかで素材メーカーと共同で独自素材を開発。 ダイヤ粉末の粒子径が1㎛以下の超微粒であり、一般的なPCD素材と比較し ・耐摩耗性の向上と欠損性を克服 ・PCD特有のエッジカケやチッピングが発生しない といった特性を持ち、加工性に優れ繊細かつ高精度な加工が可能となっています。 【PCD高精度加工ノウハウ】 その高硬度を活かし一般的には超硬合金や脆性材料の切削、研削用の工具に用いられており、MDIでは、長年に渡りガラスを含む脆性材料の切断用のPCD工具を製造、㎛レベルでの高精度加工、品質検査技術を蓄積しています。
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基本情報
■PCDとは? 多結晶ダイヤモンド(Poly Crystalline Diamond)は別名「焼結ダイヤモンド」とも呼ばれています。 その名が示す通り、単結晶のダイヤ粉末とコバルト等のバインダーを混合し、高温高圧炉で焼き固める事で多結晶化させた人工ダイヤモンドの一種です。 ■一般的なPCD素材の特徴 【〇:強度・耐摩耗性に優れる】 【×:落下や接触の衝撃で破損する可能性有り】 超硬素材と比べて上記の特徴を持ち、10倍以上の長寿命化が期待出来ますが、難加工性によって形状に制限があるデメリットもあります。 ※PCDの性能一例(超硬比較) 硬度Hv:約6倍、耐摩耗・耐欠損性:約25倍
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納期
用途/実績例
【課題発見・解決事例】 ■事例1(大手精密部品メーカー) 精密部品の切断工程における刃先の経年変化による品質低下に対して、品質低下の要因分析の実施と改善提案レポートの作成、 提案を実施。そのことにより、顧客の製品の品質向上と品質の安定化を図り、お客様の生産工程の最適化を実現。 ■事例2(大手部品加工メーカー) 超硬素材製の金型パンチ部品をご使用のお客様に、PCD素材製部品と改善加工方法をご提案。 提案前比10倍以上となる連続生産数を達成!製品品質の安定化、再研磨作業・段取替え作業時間の大幅削減を実現。 ■事例3(装置メーカー) 装置部品内で使い捨てしていた高額なユニット部品において弊社の提案力、加工技術を活かし一部交換式をご提案。 交換作業の簡易化と部品コスト削減を実現、生産数向上と製造原価低減に寄与しました。
詳細情報
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※PCD製パンチ・ダイでの打ち抜き実例より 特徴1 初期品質の安定 品質安定までに時間を要する超硬素材製と比較し、PCD素材製は初期から安定した品質を保ちます。
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※PCD製パンチ・ダイでの打ち抜き実例より 特徴2 品質を一定に保ち続ける 再研磨毎にクリアランスが変化する超硬素材製と比較し、だれない・カケない強固なエッジでクリアランスが変化しません。
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※PCD製パンチ・ダイでの打ち抜き実例より 特徴3 部品寿命6倍+α 600万ショット毎の再研磨が必要であった超硬素材製と比較し、6倍以上の連続ショットを実現しました。
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※PCD製パンチ・ダイでの打ち抜き実例より 特徴4 再研・部品入替作業を大幅削減 超硬素材製使用にて発生していた再研・入替作業を、PCD素材製では20分の1以下となる大幅削減を実現しました。 (一例であり、全ての形状を保証するものではありません。)
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三星ダイヤモンド工業は、スクライビング、ブレイキング、穴あけ、パターニングなどの加工方法を、オリジナル刃先やレーザー発振器による最適なプロセス条件と、それを高い生産性で実現できる自動装置を提供している加工装置メーカーです。 1935 年の創業以来培ってきた「様々なガラスに対する高品質カッティング技術」を駆使し、「あらゆる硬脆性材料と、さらには金属、有機物を含む多層構造」に対応可能な加工プロセスおよび装置・工具を、お客様に提供しています。 理論と実績に裏付けられたソリューションで、お客様にとって頼れる「オンリーワン・パートナー」を目指しています。お気軽にお問合せください。