「x/zEVビジネス資料集」として、読者各位の着想の“種”を提供
本書は標記のタイトルで広く、x/zEVやリチウムイオン電池に関わる、ビジネスのニーズとサプライ(需要と供給)の側面から、最近の動向を見据えた「ビジネス資料集」をイメージした内容である。元より、筆者が結論を示して方向付けをするものでもない。可能な限り新しいデータを数字で集めて、時系列でまとめて、読者のアクションプランの参考資料として頂きたい。 前半ではBEV、PHEV、HEVを主体にし、各国ごとに異なるx/zEVの内容を整理して示した。これらの区分に沿った、2030年ないし2035年の最終時点における、ICE廃止の目標を一覧した。次に国と地域別の製造・販売実績を、可能な限り直近の12ヶ月の数値データを元にまとめた。この数値と最終時点の大きなギャップが、これからの壁となって行く手を阻んでいると見える。 このギャップへのチャレンジは、国や自動車メーカーに依って多種多様であり、多くの競業や協業関係が出来つつある。各社の主要BEVモデルも、開発レベルを脱して、性能の向上と独自性の展開に入っている。2022~23年段階の主要モデルの、走行性能を比較し、充電システムと安全性の諸課題を扱う。
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基本情報
調査・執筆:菅原秀一 特別寄稿:岩間剛一 和光大学 経済経営学部 教授 体裁:A4カラー簡易製本・346ページ 発刊:2023年7月6日 第1章 x/zEVの区分、構成と各国の選択 第2章 2023/35年段階の目標設定(各国と地域) 第3章 2021/22年の販売台数(BEV、PHEV、HEVとICE) 第4章 最終段階におけるx/zEVの台数推定(母集団方式) 第5章 主要自動車メーカーの脱・内燃車戦略と提携 第6章 x/zEVの電池システムの基本特性と最近の進歩(比容量、比出力) 第7章 x/zEVのWLTC走行性能と比較(2023モデル) 第8章 BEVの急速充電と電池システムへの負荷(発熱/冷却) 第9章 BEVなどの発火事故と防止対策(安全性試験規格など) 第10章 まとめ x/zEVを取り巻く状況(プラスとマイナス) 第11章 関連資料 第12章 (追補) 全固体リチウムイオン電池によるBEV 第13章(特別寄稿) 脱炭素と自動車に関する政策動向
価格情報
90,000円 別途消費税
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
~ 1週間
用途/実績例
事業・企画・技術・研究担当者向け
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S&T出版は、研究者・技術者に向けた技術専門書籍を出版しています。