CO2吸収や製塩プロセスなどで、気ー液反応を促進し、装置小型化・省エネルギー化
CO2固定・利用では、例えばアミン吸収液やカルシウム水溶液と希薄CO2 含有ガスとの反応など、気液間の物質移動・反応・吸収を伴う系が多く存在する。従来のスプレー塔、気泡塔、充填塔、ぬれ壁塔などは、反応界面積、滞留時間を大きくとる目的で装置が大型化することが問題である。 また日本国内における製塩プロセスの濃縮・晶析・乾燥工程でも、従来法である立窯法では同様に装置の大型化が問題であり、また液相を沸騰させて気泡を発生させるため、エネルギー消費が大きいことも問題である。 本発明は、回転式二重管を用いた熱交換機構に導入した気相が、回転円筒の撹拌力・剪断力により微細化し、溶媒内に保持される現象を利用して、気液反応界面積を増大させることで、装置の小型化を達成するものである。また、回転円筒上の析出物や境膜の除去により、伝熱速度が向上し、省エネルギー化も可能となる。
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