キャリアフリーのナノ製剤化や難水溶性化合物の可溶化が可能
薬剤送達システム技術(DDS)として、ナノ薬剤を内包した高分子キャリアを体内の標的部位へ送達する方法が多数報告されている。しかしながら、高分子キャリアに起因する抗原性や細胞膜透過阻害作用が指摘されている。 本技術は、発明者らが独自に考案した「再沈法」によって薬剤の前駆体(プロドラッグ)をナノ粒子化することにより、高分子キャリアフリーなDDSを実現する。 ~再沈法~ 対象化合物の溶媒に対する溶解度の差を利用することによりナノ粒子を製造する方法。ナノ粒子化する時の条件を適宜変更することで結晶サイズや分散性を制御することができ、難水溶性化合物の水溶性を高めることもできる。
この製品へのお問い合わせ
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
技術移転による収益は、新たな研究資金として大学や研究者へ還元され、更なる研究成果を創出するために利用されます。この一連の循環“知的創造サイクル”を円滑に回すため、我々は技術移転を全力で進めて参ります。取り扱っているシーズは、特許、ノウハウ、データベース、プログラム等です。 下記の大学と技術移転基本契約等を締結し、連携体制を構築しております。(2024年4月1日現在) ・東北大学・弘前大学・岩手大学・秋田大学・福島大学・山形大学・東北学院大学・岩手医科大学・福島県立医科大学・会津大学・宮城大学・北海道大学