地表面の状況を高精度に抽出できます
昨今、ドローン(またはUAV)をプラットフォームとして、Structure from Motion(SfM)による多視点画像からの三次元計測が行われている。得られる画像データに対し機械学習を用いることで、地形や植生情報の定量的な評価・把握が試みられているが、従来提案されている方法では簡便さや精度向上に課題があった。そこで本発明は、ドローンを利用して得られる高さ情報を用いて、植生等の地表面の利用状況を容易に把握することができる地表面合成画像作成方法を提供する。合成画像は、RGBの3チャンネル画像として得られるため汎用性が高い。また、任意のフリーソフトで処理可能であり導入ハードルは低いと考えられる。機械学習精度においては、オルソ画像のみを用いて屋敷林の抽出を行った比較例でのDice係数は、0.64であったのに対し、合成画像で屋敷林の抽出を行った場合のDice係数は、0.80と、精度向上が確認できた。
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