サンプル中のコピー比率を変えずに、目的遺伝子群の増幅や配列解析が可能です!
T細胞受容体(TCR)レパートリー解析に代表される網羅的遺伝子発現解析では、cDNAライブラリを鋳型とするPCR増幅において目的遺伝子群のみに特異的で、かつその中でも特定の遺伝子にのみに偏らない非バイアスな増幅産物を得ることが重要である。従来、cDNAライブラリ作成時に付加するアダプターの配列を利用する増幅や、制限酵素で該アダプターを処理して特異性の上昇を試みる手法が開発されてきたが、過剰な未反応(残存)アダプターや不十分な酵素処理(消化)が影響し、特異的で非バイアスな増幅産物の取得には課題が残されていた。本発明は、複数のウラシルを有するアダプターの採用と、アダプター導入後のcDNAへのウラシルDNAグリコシラーゼ(UNG)処理の採用により達成される特異的非バイアス遺伝子増幅法(図1参照)に関する。
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