実質臓器深部へも薬剤を効率よく分布させることができる!
脳局所へ薬剤を注入する方法として、CED(Convection-enhanced delivery)法が開発されている。CED法は、薬剤を持続陽圧下で局所注入する方法である。血液中に投与される薬剤は、血液脳関門により脳内への薬剤送達が制限されるが、CED法では効率的に脳実質内への薬剤送達が可能となる。しかし、従来のCED法では、患部への薬剤分布に時間がかかり(薬剤注入速度:1~5μL/分)、必要量を投与するのに数日かかるという問題点があった。 そこで、本発明者らは、脳深部へも薬剤注入が可能で、かつ、効率的に薬剤を分布させることができるデバイスを開発した。本発明を用いれば、従来のCED法と比較して短時間で、脳などの実質臓器深部へ効率的に薬剤を送達することができ、患者の負担も軽減されることが期待できる。
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