発癌抑制、ダウン症等の作用機序解明に有用
NADPH 依存性の還元酵素であるCarbonyl reductase1(CBR1)は、発癌抑制、心毒性、ダウン症等の様々な細胞プロセスに関与する事が知られている。本発明者らは、発癌抑制、抗癌剤の心毒性、ダウン症等との関連性についてのCBR1の詳細な作用機序の解明をするべく、全身でCBR1を過剰発現するトランスジェニックマウスを開発した。 トランスジェニックマウスは、心臓でmCbr1が過剰発現している個体(以下、Tg7)と心臓に加え、脳、肺、脾臓、腎臓、子宮、卵巣でもmCbr1が過剰発現している個体(以下、Tg15)の2種類が作製された。 Tg7およびTg15は、CBR1が制御する分子機構を解析するために有用であるため、CBR1が関連する疾患の薬剤スクリーニングに利用できるのではないかと考えている。
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