圧閉度のリアルタイムモニタリング・制御が可能!
体外循環装置に用いられるローラポンプは、血液が流れるチューブを回 転駆動するローラーで連続的にしごくことで一方向に血液を吐出している。ローラーポンプは日本産業規格に基づき圧閉度が設定されていたが、 ローラーポンプやチューブごとにばらつきがあり再現性に乏しく、さらに、繰返し圧力負荷による耐久性低下でチューブの物性が変化するという問題点がある。そのため従来の圧閉度設定法では、体外循環中に圧閉度が変化し溶血の増加やそれに伴う多臓器不全のリスクを増加させるという問題があった。そこで本発明では、非接触にリアルタイムで圧閉度を計測する方法及び計測結果に基づき圧閉度を制御する方法を提供する。具体的には、押圧されたチューブの変形部分を撮像し、得られた赤色濃淡画像情報に基づいて圧閉度を特定する。それにより、最適の圧閉度となるように高精度に制御を行うことが可能である。
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