ヒト多能性幹細胞からの胎盤幹細胞の樹立に成功
ヒト胎盤または胚盤胞から樹立されたヒト胎盤幹細胞(TS細胞、関連文献1,2)は、周産期/婦人科領域における創薬開発や、着床障害による不妊への治療法開発などに有用で注目されている。 本発明は、長く達成されなかったES細胞、iPS細胞といった多能性幹細胞から樹立したTS細胞(以下、iTS細胞)に関する。iTS細胞は、胎盤または胚盤胞から樹立したTS細胞と同様に、多くの継代を経ても未分化な状態を維持しつつ、適切な条件下でST細胞やEVT細胞といった胎盤を構成する細胞へ分化できる。iTS細胞の遺伝子発現プロファイルは、胎盤または胚盤胞由来TS細胞のそれに類似しつつ、元となったES細胞/iPS細胞のそれとは異なる (右図参照)。
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