流れを発生するマイクロニードルが薬やワクチンの高速注入を可能に
痛みを感じない短針が多数並んだマイクロニードルは、美容分野で急速に普及し、さらにリモート医療の要であるセルフメディケーション(自主服薬)や簡易ワクチン投与への利用拡大が期待されている。しかし、薬剤やワクチンをマイクロニードルに塗布(もしくは内包)して皮膚刺入後に溶出させる従来の方法では、注入量と注入速度に制限があった。 発明者らは、多孔性のポーラスマイクロニードル(PMN)を開発し、電気で「流れ」(電気浸透流)が発生する性質を付与することによって、電気式の貼る注射「マイクロニードルポンプ」による多量・高速の注入、および皮下組織液の高速採取を可能にした。
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