連続戻し交雑無しに雄性不稔形質の作出が可能!
植物において雄性不稔系統は花粉を作らず自家受粉を行わないため、雑種の作出等に用いられる。雄性不稔系統を作出するには、近縁野生種や遠縁亜種に栽培品種を連続戻し交雑することで育種されてきた。しかし、利用できる近縁野生種や遠縁亜種が限られており、既存の品種のみで細胞質雄性不稔系統を作出できる新システムの開発が種苗業界から求められている。本発明では、栽培品種の核ゲノムとミトコンドリアゲノムの一部をノックアウトして、単独の栽培品種からダイレクトに細胞質雄性不稔系統と維持系統を作出する方法、さらにそれらを交雑することで次世代をすべて雄性不稔系統とする方法に関する。
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