負荷短絡等の過電流から、ICや素子の劣化や破壊を防ぐのに最適!
『RT8H010C』は、電源・負荷ラインの過電流を検出するICとなります。 電源・負荷ラインに電流検出用の抵抗を挿入し、その抵抗の両端の電圧差により過電流を監視しております。 過電流を検出すると異常を知らせる信号(High信号)を出力します。 タイマー回路を内蔵しておりますので、電源立ち上げ時の突入電流等の誤検出を防ぐことが可能です。 出力形式は、ラッチ形式を採用しており、一旦、過電流を検出すると、過電流状態が解除されても、 異常を知らせる信号を出力し続けます。 異常検出状態を解除するには、電源の再投入、もしくは本製品にリセット信号を入力する必要がありますので、 安全に動作を再開させることが可能です。 過電流を検出する電流の値や、タイマー時間は本製品の外部で設定が可能ですので、 お客様の回路条件に応じて自由に設定できます。
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基本情報
□特長 ●任意の電流設定が可能 ●出力保持機能内蔵(リセット端子付) ●任意の時間設定が可能なタイマー機能内蔵 ●オープンコレクタ出力 ●小型面実装パッケージ(SC-74;2.8mm×2.8mm) □類似製品 ●過電流・過電圧検出IC 『RT8H020C』
価格帯
納期
用途/実績例
●電源における過電流保護回路 ●モーターの過電流保護回路
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イサハヤ電子は、1973年から小信号トランジスタの生産を開始し、培ってきた半導体技術をゲートドライバやDC/DCコンバータの設計技術へと進化させてきました。 近年では更に、カーボンニュートラルの一翼を担うべく、高効率、高力率の電源技術開発に力を入れております。 (三相PFC、1500V入力対応DC/DCコンバータ、双方向コンバータ等) 一方、多様なニーズに応えるべく、小信号トランジスタも高機能化、複合化と進化を遂げ、高耐圧・大電流トランジスタ、MOSFET、アナログICのラインアップを拡大しております。