切断刃のメンテナンス周期を20倍に伸ばした非粘着コーティングとは? ※刃物の粘着トラブルを改善する”表面処理事例集”進呈中
粘着性のある、粘着テープやラベルを切断する際に発生する課題を解決! ■粘着トラブル ・材料が刃に付着し、切断が不正確になる ・刃の頻繁な清掃が必要になる 刃物への非粘着コーティングは、生産性向上、コストカット、安全性の向上に貢献します。 コーティングサンプルもご用意しております。 ぜひお申込みください。 事例集・お試しセットのお申込はリンクをクリック!
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基本情報
■吉田SKTには、刃のなまりや刃の形状変化を起こさないコーティングがあります。 ・数μの薄膜コーティングで刃先までしっかりくっつき防止 ・刃物がなまりにくい低温加工 ■刃のきれい味を確保しつつ、トラブルをカイゼンする刃物に適したコーティングバリエーション 【離型性+耐溶剤】 加工品番 MRS-102 処理温度 180℃程度 種類 シリコーン系 膜厚 5-15μm 【離型性+タック性】 加工品番 MRS-004 処理温度 180℃程度 種類 シリコーン系 膜厚 1-2μm 【離型性+高硬度】 加工品番 MRS-014 処理温度 180℃程度 種類 シリコーン系 膜厚 1-2μm 【離型性+滑り性】 加工品番 MRS-003 処理温度 200℃程度 種類 シリコーン系 膜厚 1μm程度 【離型性+精密性】 加工品番 TLS-200 処理温度 100℃以下 種類 フッ素樹脂系 膜厚 1μm以下 ※詳細はPDFをご覧頂くかお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
【事例】 多層フィルムを連続カットする工程 ■問題 フィルムのー層目に粘着剤の層があり、ロ一ル刃に粘着剤が付着。 付着により力ット不良やライン停止の卜ラブルが発生。 ■課題 ロ一ル刃に粘着剤が付着することなく、連続してカットを行える刃物にするため、付着防止のコ一ティ ングには優れた離型性と耐久性が要求された。 当初耐久性と離型性に優れるバイコート(R)を選択。 膜厚は10μmほどで、刃物の見た目には変化がなかったが、実際に力ッ卜してみると切れ味が悪くなって使用できない状態になってしまった。 次に。薄膜で刃先の形状にほとんど影響を与えることのないシリコ一 シ系コ一ティ ングをご提案したが、多層フィルムの粘着層の粘着力が高く、カットはできるものの貼り付くトラブルが発生した。 ■採用の経緯と効果 ロ一ル状の刃物は、刃先をフィルムに押し付けて圧力で力ッ 卜するため、製品との擦れほとんどなく摩擦が起きにくい形状。 そのため離型性に優れ 薄膜ながらタック性があるMRS-004を提案。 テストの結果、刃先の形状変化がなくカッ卜性を維持しつつ継続的にトラブルの解決することができた。
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企業情報
製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。