【電子基板の信頼性向上】熱乾燥工程が不要のため、CO2の排出の削減に貢献!温度変化に強く長期耐久性に優れたコーティング剤
当社で長年培ってきたフッ素樹脂重合技術、ならびにコンフォーマルコーティング剤市場における知見を活かし、 電子基板を”防湿・絶縁保護”を行う『フッ素コンフォーマルコーティング剤』を開発しました。 通常の有機溶剤系のコーティング剤では、沸点が100℃~130℃のため、 塗布後の熱乾燥硬化工程が必要となります。 当社の『フッ素コンフォーマルコーティング剤』は、沸点の低いフッ素溶剤を用いているため常温乾燥が可能となっており、 熱乾燥工程を省略して化石燃料の使用や二酸化炭素排出削減に大きく貢献します。 また、車載用途としての従来のコーティング剤よりも 温度変化に強く長期耐久性に優れ、国際規格(IPC-CC-830)にも合致しています。 乾燥時間の短縮化や塗布膜厚のコントロールなどのユーザーの細かな要望に対応すべく、 濃度が異なる複数のラインナップも揃えています。 【特長】 ■熱硬化工程不要 ■化石燃料・二酸化炭素削減に貢献 ■長期耐久性 ■各種法規制に対応 ■消防法の規制対象外 ★詳しくは資料をダウンロードいただくか、ご不明点はお気軽にご相談下さい。
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基本情報
【その他の特長】 ・撥水撥油性のある塗膜を形成 ・熱乾燥硬化工程を不要とし、低炭素社会(SDGs)の実現に貢献 ・高い耐ガソリン・オイル性 ・海水やリチウム電池の電解液等の酸にも強い(耐酸性) ・高い透明性がありLED素子の上から塗布可 ・引火点がなく高い安全性を実現 ・低臭気で扱いやすい ・厳しい環境、温度、湿度変化に対し高い耐久性(耐湿耐熱性) ・高い生産性を実現可能な自動塗布機にも対応 ・コンフォーマルコーティング剤の国際標準規格(IPC-CC-830)に合致 ・世界的な化学品に対する規制が厳しくなるなか、環境関連法規に対応済み
価格情報
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納期
用途/実績例
【コンフォーマルコーティング剤 用途】 ・車載センサー基板の防水防滴 ・カメラ基板の結露対策 ・制御基板のマイグレーション防止 ・狭ピッチ回路のリーク防止 ・基板の腐食ガス対策 ・リチウム電池電解液対策 ・塩水対策
詳細情報
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【熱衝撃試験後の外観観察写真】 他社品A(ゴム系樹脂)や他社品B(アクリル系樹脂)は 200サイクルからクラックが発生しはじめ、300サイクルを経過すると耐電圧試験(1500V)でも不適合となるのに対して、弊社製品は2000サイクルを経過しても何の異常も発生しておらず高い耐久性を示す
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フッ素は耐久性(耐薬品性)、低表面エネルギー(撥水、撥油性)などの非常にユニークな特性を持つ物質で、これらの特性を活かして半導体から日用品まで様々な分野で利用されています。私たち野田スクリーン、化学材料事業部門ではこのようなユニークな特性を持つフッ素を用いて、小規模集団ならではの小回りの利いた開発体制のもと、お客様のさまざまなご要望にお応えしています。