溝の幅の2倍の深さを鍛造で製作!
▼課題 ・電磁クラッチに使用する為、素材は自制の低いS10Cを使用。 ・フランジ部の溝が深い形状だが、鍛造で深さを出すのは難しい。 ・S10Cは柔らかく切削に向いていない。 ▼解決 ・通常、溝の幅と同じくらいの深さまでしか成形できないが、溝の幅の2倍の深さを成形できた。 ・溝の幅が狭く深さがあり、金型が広がってしまうため、金型のメンテナンスや製品の品質確認が大変ではあったが、実現できた。 ・他社よりも溝を深く成形できたため採用となった。 ▼仕様 材質:S10C 重量:2.54kg 寸法:Φ108×66.2mm 精度:-0.5~+1.5mm 設備:1600トン フォージングプレス 数量:500~10,000個/月 ▼金型 自社で金型設計~金型製作、メンテナンスまで対応。 鍛造品の製作だけでなく、金型設計から請け負うため、製品の精度を保つことが可能です。 東京精密鍛造株式会社 〒300-2727 茨城県常総市大沢1858 TEL:0297-42-4631 FAX:0297-42-4634
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東京精密鍛造株式会社は、大正5年に、馬具及び工具製造販売を行う 個人企業として創業し、現在は、自動車部品、建設機械部品の熱間鍛造を主として製造をしております。 主に鉄素材を使用し、型の設計から鍛造、後工程までの鍛造過程を事業領域としております。 今後もお客様のニーズを理解し、設計から生産・品質管理まで、 社内が一丸となった体制で技術開発と品質向上に努め、お客様のニーズに対応してまいります。 また、自動車関連で培った生産技術を基に産業機械をはじめ、多方面での鍛造品の需要に応えてまいります。