流動性を制御し、効率的な資源回収へ
石油や地熱などの地下資源の回収では、注入井から水を流し、資源を含む流体を生産井から汲み上げる手法が行われている。注入井から生産 井への流路ネットワークは複数存在し、それぞれ異なる流動性を有する。流体は流動性の高い流路ネットワークを優先的に流れることから、流動性の低い流路ネットワークから資源を効率的に回収できないという課題があった。従来、流動性の低い流路ネットワークからより多くの資源を回収するためには追加で坑井を掘削する必要があるが、坑井は1本数億円規模のコストがかかる。 本発明は、流動性の異なる複数の流路において、それぞれの流動性能(流速)の大きさを逆転させる手法を見出した。すなわち、本発明は流 動性の低い流路ネットワークの流動性を高め、効率的な資源回収に貢献することが期待される。
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