酸素ナノバブルとして機能する中空ナノシェルを含む水
・ナノバブルは安定化した微小な気泡であり、これを含む水には実用的な効果が期待されている。各種の試薬との組み合わせにより、特異な 効果を発現することも明らかになっている。洗浄や殺菌、抗ウイルス効果だけではなく、植物や動物の細胞活性にも注目が集まっている。 環境、医療、工学といった様々な分野での応用検討が進められている。 ・本発明ではナノバブルの製造工程で微量な鉄イオンを添加したことにより、粒径が10nm程度であるナノバブルの製造に成功した。その 表面には2nm以下の凹凸構造があり、ナノ粒子(中空ナノシェル)としての側面を持つ。 ・上記中空ナノシェルは水溶液中に数百億個/mL以上の濃度で極めて安定に分散している。他のナノ粒子や量子ドットと異なり、安定化剤を必要としない。細胞毒性もほぼ皆無であるため、生理活性作用を目的としたバイオ・医療分野での応用も可能である。
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