先端同位体科学研究でも活躍!高精度安定同位体比分析向け上位モデル
主に炭素、窒素、硫黄、酸素、水素といった軽元素の安定同位体比分析装置(Gas IRMS)です。 Thermo Scientific DELTA Q安定同位体比質量分析計の上位モデルで、先端同位体科学研究でも活躍する高い性能を発揮します。 ■高精度安定同位体比分析 ・10 kVの加速電圧による優れた感度、安定性、堅牢性、信号直線性 ・微量試料も高精度に分析可能 ・国際標準物質の認証値決定における実績多数 ■各種前処理装置と組み合わせて、多彩な同位体比分析アプリケーションに対応 ・前処理装置とシームレスに接続・統合制御可能 ・特に、デュアルインレットシステム専用Thermo Scientific Kiel IV自動炭酸塩前処理装置との組み合わせで、古気候や古環境研究において卓越した性能を発揮 ■Clumped Isotope/Isotopomer研究をはじめとする新たな同位体科学研究分野を切り拓く高い性能 ・従来機種と比べて分解能が向上 ・新たな信号積算技術(Long Integration Dual Inlet、LIDI法)を導入 ・極微量測定用10^13Ω抵抗付アンプを搭載
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基本情報
【スペック・ハードウエア情報】 ・新設計10 kV電子衝突型イオン源:卓越した性能により、信頼性の高い安定同位体比分析が可能 ・純試料ガスの高精度分析を可能にするデュアルインレットシステムを搭載可能 ・生まれ変わったソフトウエア:Thermo Scientific Qtegra ISDSソフトウエア搭載 ・分解能(Resolving Power)が900に向上:より信頼性の高い分析が可能 ・10^7以上の幅広いダイナミックレンジ:微量試料からルーチン分析まで幅広いアプリケーションに対応 ・可変イオン源排気コンダクタンス(VISC)装備:イオン源の排気効率を調整可能 ・最大12基のファラデー検出器を搭載可能:幅広い同位体比の分析アプローチが可能 ・測定可能質量範囲がさらに拡大。最大m/z 150までの測定が可能。希ガス分子種にも対応可能 ・極微量測定用10^13 Ω抵抗付アンプ搭載可能:必要な試料量が従来の半分以下に大幅減少 ・ベースライン補正用検出器(例: m/z 47.5など)の配置が可能:ハードウエアの機器ドリフトまでも補正可能
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企業情報
サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドの日本法人である、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社は、総合システム分析機器およびバイオ関連機器、研究用試薬などの販売会社です。日本国内では横浜、東京、大阪、福岡、名古屋に拠点を持ち、質量分析計をはじめとする各種分析機器、各種バイオ関連機器、計測器、医療機器、ラボ用ソフトウエア、研究用試薬を取り扱っています。