核酸増幅法による、迅速かつ高感度な細菌用/真菌用無菌試験試薬
無菌試験は原則として最終加工物を試験検体として実施することが求められており、日本薬局方一般試験法に規定する無菌試験法(4.06)を基本とします。この試験法では結果を得るまでに14日間以上の培養が必要になります。 一方、特定細胞加工物において、無菌試験の結果は患者へ投与する前に得られることが望ましいですが、局方準拠の無菌試験は結果を得るまでに時間を要することから患者への投与後に試験結果が判明する場合が多いです。また特定細胞加工物では検体量の限界や試験に要する時間等の制限から、薬局方に準拠した無菌試験法を適用できない場合があり、このような場合、「微生物迅速試験法」(第十八改正日本薬局方参考情報記載)の検討も考えられます。 当社は局方収載菌だけではなく、環境菌やヒト由来菌など多くの菌種をカバーし、短時間で検出が可能なPCRによる迅速な無菌試験法を開発しました。 ※現在、お客様のご要望を製品に反映させるための試験販売期間中です。
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基本情報
無菌試験試薬は細菌用・真菌用それぞれ2種類の試薬が別々にパッケージされており、ともに50テスト分の容量となっております。 当社が開発した無菌試験試薬には特徴的な点が2つございます。 1.PCR用8連チューブ・キャップ、試薬調製用の1.5mLチューブを同梱 2.Internal ControlDNA(IC)を導入
価格情報
66232 細菌用無菌試験試薬 Preversion 280,000円 66233 真菌用無菌試験試薬 Preversion 280,000円
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
※お気軽にお問い合わせください
用途/実績例
迅速かつ高感度:数時間以内に100CFU/検体の検出が可能 網羅性:局方6菌種だけでなく、環境菌、ヒト由来菌など幅広くカバー 偽陽性リスク対策:死菌による影響を可能な限り排除した前処理プロトコール 簡便性:誰でも使える試薬設計 ※当社では迅速系、高感度系のプロトコールを開発中です
詳細情報
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無菌試験は原則として最終加工物を試験検体として実施することが求められており、日本薬局方一般試験法に規定する無菌試験法(4.06)を基本とします。この試験法では結果を得るまでに14日間以上の培養が必要になります。 一方、特定細胞加工物において、無菌試験の結果は患者へ投与する前に得られることが望ましいですが、局方準拠の無菌試験は結果を得るまでに時間を要することから患者への投与後に試験結果が判明する場合が多いです。
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無菌試験試薬は細菌用・真菌用それぞれ2種類の試薬が別々にパッケージされており、ともに50テスト分の容量となっております。
ラインアップ(2)
型番 | 概要 |
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66232 | 細菌用無菌試験試薬 Preversion |
66233 | 真菌用無菌試験試薬 Preversion |
カタログ(3)
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企業情報
『オープンイノベーションの中で新たなビジネスを生み出す オンラインでグローバルにサービスや規格を提供していく』 島津ダイアグノスティクス株式会社は、臨床検査の多様なニーズに応える診断薬、食品業界の衛生管理をサポートする産業試薬などの多岐にわたる製品開発を行っている会社です。当社は、より迅速に高品質な製品やサービスをご提供し、お客様の期待にお応えしていく所存でございます。