超音波領域の振動に対応し、多彩な判定機能を標準装備した振動計測システム
VIT-200Rは、200KHzまでの広帯域振動を解析判定可能な、計測ユニットです。 2chのピエゾ振動センサ入力のほか、アナログ信号入力2chを有し、 複合的判断をすることにも対応可能です。(ソフトカスタイマイズ) 設備の異常や予兆検出、構造物の状況測定、製造作業結果判定など、 多くの分野への応用が可能です。 標準機能の使用手順は次のようになります。 1.PCと接続し、複数パターンの振動データを取り込む 2.PC内で判定モードと判定値を変えながら、判定シミュレーションを行う 3.決定した判定値と計測トリガー条件をVIT-200Rに書き込む 4.トリガー発生ごとに計測と判定結果が出力される 5.VIT-200R本体側はエラー判定リレー出力、PCには波形データと判定結果 6.PCには、毎回の計測データと判定結果が残される 判定モードは、ピーク値判定、面積値判定、周波数成分値判定 トリガーモードは、PCより定期時間、接点入力、イーサネットパケット、遅延時間設定 振動データ取得閲覧システムとしても利用可能です。
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基本情報
【VIT-200R ハードウェア仕様】 1. 外形寸法 120(W)x105(D)x36(H)mm 2. 重量 482g(オプション含まず) 3. 動作電圧 DC12V ~ DC24V ACC アダプタ又は端子台 4. 消費電流 150mA以下 5. 使用環境 0℃~45℃ 湿度85%以下 結露なきこと 6. ピエゾセンサーチャンネル数 2ch周波数範囲0.1Hz~200KHz 7. デジタル入力 2 点 無電圧接点 デフォルトは継続トリガ入力 8. デジタル出力 2 点 リレーA 接点出力 デフォルトはアラーム出力 9. アナログ入力 2 点 0~ 5V 又は0~20mA 計測条件 カスタマイズ 10.USB Host(TypeA) バーコード等読み込み用 使用タイミング カスタマイズ 11.SD カードスロット オプション 記録条件等 カスタマイズ 12. 無線通信機能 オプション 920MHz帯無線機搭載可能 カスタマイズ
価格情報
VIT-200R本体とPCソフト付きで、60万円台 センサーは別途選定
価格帯
50万円 ~ 100万円
納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
1.機械設備の予兆診断、異常診断 モータ軸受け、工作機械、ロボット、コンベアライン、搬送設備、各種専用設備機械 2.構造物等の予兆診断、異常診断 橋梁、道路、鉄道、ビル、鉄骨構造物、斜面崩落 3.製造品質検査 スポット溶接状態判定、コネクタ勘合振動判定、塗装面状態判定、超音波出力測定 4.複合センサによる診断 (注1) 振動2chによる総合判定、振動+温度センサ、振動+電流センサ、振動+圧力センサ 5.連続振動判定(注2) コンベア異常振動の発見、突発性異常振動の発見、レール移動時の異常振動発見 注1、注2はソフトカスタマイズが必要となります。
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