《トップクラスの体積当たり容量》 二次電池負極向け高容量負極材料
リチウムイオン電池の負極材に硫化スズを使用した場合、硫化スズの理論容量は体積あたりで黒鉛の4.7倍、質量あたりで黒鉛の2.1倍となります。体積あたりの実放電容量においては、当社の硫化スズはシリコン系負極材に並ぶ高容量負極材です。かつ、高速充放電性能に優れていることも報告されています。また、硫化スズを構成する元素は硫黄と錫であることから自然界に豊富に存在し、量産時のコストダウンが期待されます。本硫化スズ粉末は当社が開発した分散性に優れた硫化スズ分散液に対して導電助剤であるアセチレンブラックを添加し、均一混合させた粉末になります。また、本硫化スズ粉末は粒子径・添加剤の種類・添加量等の変更も検討が可能です。お気軽にお問合せ下さい!
この製品へのお問い合わせ
基本情報
95wt%硫化スズに対して5wt%アセチレンブラックを添加した硫化スズ粉末を例にあげると、本硫化スズ粉末の粒子径は流体力学的直径394.0nmとナノスケールの粒子になります。
用途/実績例
本硫化スズ粉末の使用用途はリチウムイオン電池、全固体電池等の次世代二次電池、リチウムイオンキャパシタ、各種センサー、固体潤滑剤等への活用が想定されます。
詳細情報
-
硫化スズ粉末 SEM観察像
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(2)
企業情報
カルコジェニック株式会社は、「新たな価値を創造し、サスティナブル社会の実現に貢献する」というミッションを掲げ、14族カルコゲナイト材料の製造販売、および、その製造装置の研究開発を行っているスタートアップ企業です。 14族カルコゲナイド材料は、次世代の電子材料として様々な機器に採用されることが見込まれています。 当社が14族カルコゲナイド材料におけるハブ企業となり、デバイスの実用化を促進してまいります。