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方針は経営運営において最重要な扇の要 方針とはレールである。 目的地に目的通りに行く為には電車と車なら、電車の方が確率は高い。電車にはレールがあるからだ。車は気を付けてもぶつけられるし、渋滞なら目的通りには行けない。 会社の方針とは今年1年間どのような方向性を持って戦うかを全社員が迷わないようにレール敷く事である。これを形に現したのが経営計画書である。 この方針は目に見えないものである。だから方針とは、まるで生き物であるかの様に丁寧に水をやり、陽の光を当てなければすぐ枯れる。方針が真に“方針”と為るのは、根づかせ、そして血を通わせるからだ。血を通わせるとは、社員に対して常にそのことを訴え続け、浸透させることである。方針のある計画とは、喜びを醸し出すものであり、成長を助成するものであるが故、それをつくることは経営者の最大の仕事となる。 方針の位置づけは統一の原則の4番目に位置する。 〇将来に対する方向性 〇今年の業績づくりに対する扇の要である。 方針が無ければ将来と今年単年度を結ぶ機能が無い事になる。そうすると社員は迷ってしまう。経営運営上、骨格の腰の部分に当り最重要。