センサデータ活用強化でビール品質を向上!温度制御の改善による生産量を最大化
2015年、米国第7位のクラフトビール醸造所であるDeschutes Breweryでは、 醸造工程の冷却段階で使われる新型の発酵槽で、急激な温度上昇が起きて いました。 当初設備増強が検討されましたが、まずは『PI System』で集めたオペレーション データを使い、冷却段階の時間短縮とビールの品質維持を同時に実現できるかを 試みました。 また、これまで監視してこなかった発酵槽の円錐底に4つ目の温度センサーを 追加し、これを活用して円錐底の冷却制御を実施。 これにより新たな発見が生まれ、制御が改善されることで不要な温度上昇を 防ぐことができました。 さらに、保全に関しても状態基準保全(CBM)に移行することにより、800万ドル分の過剰な設備投資を回避することもできました。 【事例概要】 ■業界:食品・飲料 ■ビジネス価値 ・プロセス最適化、生産量向上、品質向上、データの民主化 予測分析、リアルタイムKPIダッシュボード ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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1967年にイギリスのケンブリッジで始まり、その後設立されたアヴィバは、世界中に拠点を持ち、AVEVAの産業向けソフトウェアが国連の持続可能な開発目標(SDGs)をサポートしております。 また、AVEVAは信頼できる情報と洞察力で人々をつなぎ、適切に世界中の資源の有効活用をサポートし、世界で12の主要産業のうち90% 以上の大手企業が AVEVA のソリューションを活用し、安全で信頼性の高いエネルギー、食品、インフラ、輸送など生活に欠かせないものを提供しています。 エンジニアリングおよび産業用ソフトウェアのグローバルリーダーであるAVEVAは、産業企業の高まる情報管理へのニーズに応え、デジタルトランスフォーメーションを加速させるため、2020年にOSIsoft社と提携いたしました。両社のポートフォリオが一体化し、OSIsoft社のワールドクラスのデータ管理とAVEVAの業界を主導する産業用ソフトウェアを組み合わせて使用できることにより、Performance Intelligenceが実現します。