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それは賃金改革を全社戦略としてとらえないからである。 賃金制度の側面だけでみるから、経営上の本質的テーマが観えてこない。 多くの経営者が悩んでいるテーマは人件費変動費化による収益構造改革である。 いくら賃金制度を改定しても原資が増えなければ、賞与は増えない。 原資を増やす為には業績の検討をしなければ増えない。 評価で納得する為には人から与えられた評価項目では納得しにくい。 ならば社員達で評価項目を今期の経営方針・目標に則って作成させればよい。 賃金は社員にとって見れば自分が主人公のテーマである。 経営者が一人で悩むから上手くいかないのである。