塗装前の下地処理(素地調整)をきちんと行っていなければ、金属と塗料がきちんと付着できず剥がれてしまう可能性が高いです。
剥がれず長期間綺麗な塗膜を維持する為には下記の4点が重要です。 1,脱脂処理 金属材料は切断や加工される度に切削油などを浴びる事が大半です。 したがって加工されたほとんどの材料の表面には油分が付着している事になります。 表面に油分がある状態では塗装をしても塗料が弾かれてしまい、密着不良を起こしてしまします。 シンナー等の有機溶剤を用いて、油分をしっかり拭取って乾燥させておくことが重要です。 2,下地処理(素地調整) 下地を塗装に適した状態にしてあげます。 ケレン作業とも呼び、表面を削って傷を付けることで塗料の密着性を上げる作業です。 既に錆が発生しているものは錆の上から塗装を行っても、塗料の内側で錆が進行してしまうので錆を落とします。 劣化した塗膜の上に塗装を行う場合も密着不良の原因となりますので、塗膜を剥がしておきます。 ブラスト処理、ディスクサンダーで削る、ワイヤーブラシやサンドペーパーで擦るなどの方法があります。 処理後は削りカスなどが発生するので、しっかりと掃除を忘れずに! 3,4,は基本情報に記載しています↓
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3,下塗り 塗料には下塗り用塗料・中塗り用塗料・上塗り用塗料とあります。 下塗り用塗料は金属(下地)としっかり密着でき、錆を防ぐように設計されています。 下塗り塗料を飛ばして上塗り塗料で上塗りのみ行う事も可能で、簡単に見た目を綺麗にする事はできます。 しかし上塗り塗料はそもそも塗料と密着するように作られているため、金属(下地)に塗っても密着性が不十分で剥がれ落ちる可能性が高いです。 したがってきちんと下塗り塗料を塗装する事が大事です。 4,金属にあった塗料 一口に金属といっても鋼、アルミ、ステンレス、銅、真鍮など色んな金属があります。 塗料は基本的にどの金属でも塗装可能と言うわけではなく、その金属にあった塗料として設計し作られています。 なので、塗料がちゃんと塗装する金属に適合しているかを確認する事が必要です。 この4点をしっかり守って塗装を行えば、直接的な外的要因や経年劣化以外で塗料が剥がれる原因はほぼ防げると言ってもいいと思います。 細かく言えば、あと気を付けるのは塗装時の気象条件や金属の温度ぐらい・・・ 詳しくは下記関連リンクをご覧ください。
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お客様の困ったを良かったに そんなお客様のご要望にお応え致します。 「無」から「有」へ。 「大量生産」ではなく「オンリーワン」の創造。 そのお望みを叶えるのが、原田鉄工です。 様々なお客様のニーズにお応えできるよう材料調達から塗装、据付けまで一貫した生産サービスを提供し、納期短縮とトータルコスト削減のお手伝い。 創業70年以上の長い経験の中で磨き上げた技能とノウハウにより、更なる製品の「高付加価値」を提供する為に全力で取り組んでおります。 製作、塗装についての相談などありましたら、何でもお気軽にご連絡ください。 お待ちしております。 ブラスト・塗装の事ならお任せください。 原田鉄工株式会社 広島 TEL:082-232-2445 FAX:082-293-0286 担当:垰(タオ) 携帯:090-3742-9768 メール:bousei@harada-tekkou.co.jp ご相談、御見積りなどご気軽に連絡下さい。
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当社は、多様な現場のニーズに合わせた製造を行っております。 能力・立地の良さと徹底した品質管理や納期管理で、お客様のご要望に対応。 材料発注から製缶、加工、素地調整、塗装まで全てお任せください。 また、防錆に関して長年に渡り研究開発に努め、「防錆部」として確固たる 技術と設備を有しており、塗装の色剥ぎ作業等も行っております。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。