ICP発光分光分析法で無機元素を定量する際、溶液化方法の妥当性が重要である。本稿は、ほう素(B)の定量時の注意点を紹介する。
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 ICP発光分光分析法により各種材料中の無機元素を定量する際の分析値の確からしさは、溶液化方法の妥当性ならびにその出来不出来に依存する。本稿では、ほう素(B)の定量を実施する場合に特に注意すべき点を紹介する。 【目次】 1. はじめに 2. ほう素分析のための化学的前処理 3. まとめ
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技術情報誌The TRC News「ICP発光分光分析法による工業材料中のほう素定量分析」 【要旨】 ICP発光分光分析法により各種材料中の無機元素を定量する際の分析値の確からしさは、溶液化方法の妥当性ならびにその出来不出来に依存する。本稿では、ほう素(B)の定量を実施する場合に特に注意すべき点を紹介する。 【目次】 1. はじめに 2. ほう素分析のための化学的前処理 3. まとめ 【図表】 図1 Bを含む化合物の例 図2 各溶液化方法によるBの回収率(a)開放系湿式分解法、(b)乾式灰化法 図3 炭酸ナトリウム融解におけるBの回収率 図4 マイクロウェーブ分解法によるブチルボロン酸のB定量結果 表1 セルロールおよびエタノールに添加したブチルボロン酸の回収率 図5 茶葉粉末中のBの定量結果 図6 エンジンオイル中のBの定量結果
価格情報
2,200円(税込)
価格帯
~ 1万円
納期
即日
用途/実績例
https://www.toray-research.co.jp/technical-info/trcnews/をご覧下さい
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