ウインナー製造現場の人手不足・生産性・労働環境を改善
ウインナーを深絞り包装機に作業員4名で投入していた製造現場に、ロボットを使って包装工程を自動化した事例です。 これまではツイスト部をカットしたウインナーを1名で深絞り包装機まで運び、2名の作業員がウインナーの向きを揃えて並べ、2名の作業員がそれをできるだけ速く真空包装機のポケットへ投入していました。(作業人数:5名) 同じ動作を長時間繰り返すため、生産効率の不安定化や作業員の怪我の心配もあります。また人手不足の昨今、どの工程も人的ソースの確保が難しくかなりの重労働になっていました。 この「ウインナー自動整列供給ライン」は、これまで人手で行っていた包装工程を自動化したものです。 カットしたウインナーをランダムに投入するだけで、ロボットが規定の本数を向きを揃えます。次のユニットでは、別のロボットがウインナーを包装機のポケットに確実に投入していきます。 本ラインを導入後、機械に投入する1~2名のみで包装工程ができるようになりました。 弊社は食産業に特化したロボットSIerとして、数多くの実績とノウハウを保有しています。ロボットに関することならどんなことでもご相談ください。
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基本情報
【ウインナー投入】カットされたウインナーを1~2名で本機コンベアにランダムに並べます。 【ウインナー自動整列】カメラでウインナーを撮影し、パラレルリンクロボットがウインナーの向きを合わせて規定本数を並べます。 生産能力:80本/分 省人化:2名→0名 労働生産性:2倍(導入前 19,200本/人/8h 導入後 38,400本/人/8h) 【ウインナー包装機投入】六軸多関節ロボットがオリジナルのハンドでウインナーを掴み、包装機のポケットへ充填します。 生産能力:20ショット/分 省人化:2名→0名 労働生産性:2倍(導入前 4,800パック/人/8h 導入後 9,600パック/人/8h) ※包装機の能力により異なります。
価格情報
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納期
用途/実績例
ウインナー製造現場の包装工程
詳細情報
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大量生産の場合、一般的には深絞り真空包装機に投入する作業は、1~2名がウインナーの方向を揃えて規定本数を並べ、他の1~2名が包装機の速度に合わせポケットに投入する作業が行われています
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本ライン投入に1~2名が必要ですが、ウインナーの集積・整列から深絞り真空包装機への投入までをロボットが自動でおこないます。
カタログ(3)
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企業情報
株式会社ニッコーは食品・水産・畜産・農産の各分野で、加工工場における省人・省力化機械設備を、企画から設計・製造・販売までトータルでプロデュースする機械開発メーカーです。製品開発にあたっては、お客様の生産工程のなかで、お困りになっていることや足りないもののニーズに合わせ、その問題点を解決するための機械を開発する事を目的としています。弊社は、提案・開発型企業で、食産業向けの幅広い技術を持ち合わせており、お客様の課題を、技術的に多方面からアプローチできる事が最大の強みです。食品加工の基礎技術はもちろん、ユニークなメカニカル技術、ロボット制御・モーション制御を駆使した制御技術、ソフトウェア・不定形物の計測技術を保有しています。またロボットSIerとしては30年の実績があり、長年培ったノウハウと技術があること、また包装品だけではなく食材を裸で扱う実績が多いことがあげられます。