正常組織にない・がんで亢進発現するVASH2の阻害剤
血管新生はがん、糖尿病性腎症、心不全、動脈硬化症、神経系疾患などの発症や進行に関係することが知られている。発明者らは血管内皮細胞が産生する血管新生抑制因子Vasohibin1(VASH1)と、そのホモログである血管新生促進因子Vasohibin2(VASH2)、更にはそれらの安定性を高める低分子バソヒビン結合タンパク質Small Vasohibin Binding Protein(SVBP)を発見し、VASH1の作用増強あるいはVASH2の阻害に基づく新たな治療法を開発している(「関連発明」をご参照ください)。 本発明は、低分子化合物ライブラリーからスクリーニングし、VASH1とSVBPの結合を阻害せず、VASH2とSVBPの結合を選択的に阻害する低分子阻害剤を得られた。
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