ミリ波通信でのカバレッジホールを液晶で解決!
■東北大学技術のご紹介 ・5G以降のミリ波を用いた情報通信では周波数の増大と共に電波が障害物を回折し難くなり、通信が出来なくなるエリアであるカバレッジホールが増えることが懸念されている。 ・そこで電波の伝搬方向を任意に制御できるリフレクトアレイを街中に配置させてカバレッジホールに電波を届ける方法が提案されている。 ・その中でも液晶で構成されるリフレクトアレイは、原理上液晶層が厚くなるため、電極面から遠い液晶分子の応答が遅い、という課題を有していた。 ・本発明は上下基板の片方にストライプ上の電極を形成したことで、垂直及び水平方向に電場を印加することが出来るようになったため、応答時間の短縮化を達成できた。 ・ミリ波通信でのカバレッジホール解消のリフレクトアレイの他にも、位相変調器、フェーズドアレイアンテナへの応用も期待できる。
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