工場排水の重金属分析における前処理の効率化、自動化をめざす、マイクロウェーブでの分解方法 安全性、
特定施設を有する工場などの事業場から排出される水は、排水基準以下の濃度で排出することが義務付けられている。工場排水の分析は水質汚濁防止法に定められた方法にて分析が求められているが、そのうちの重金属を中心とした元素分析においてはJIS K 0102の排水試験方法がもとづくこととされている。 この分析は一般にICP発光分光分析法及びICP質量分析法などが用いられるが、通常は分析の前の前処理が必要になる。金属元素の試験における前処理操作は、金属元素の種類に関係なく共通するものがほとんどであるため一括して規定されている。その内容は試料に各種の酸を加えて加熱する方法を用いるが、試料の状態及び試験の種類によって適切な方法を選択することが求められている。
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基本情報
Multiwave 7101/7301/7501シリーズ:最高300 °C、最大199 bar、どんなサンプルも簡単に酸分解。最大41サンプル Multiwave 5001 :ローター、容器、オプションにより分解から、合成まで幅広い拡張性。最大64サンプル
価格情報
500万円~1500万円 仕様による
価格帯
500万円 ~ 1000万円
納期
※2-3か月程度
用途/実績例
排水、下水などの酸分解。 サンプル:環境分析、電池・半導体材料の研究開発、セラミックス、合金、樹脂、食品
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アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。