LED単体から照明器具まで幅広い光源の全光束を測定します
積分球と分光器との組み合わせで、照明器具や各種ランプの分光全放射束、全光束から演色性評価などの光源色評価まで幅広く対応可能です。ダウンライトなどの2π配光光源の測定に有効な積分半球(HalfMoon)を使ことで加熱冷却をコントロールして温調しながらの測定が容易に実施できます。また、直流・交流電源をコントロールするようにシステムアップすることで、L-I-V測定、パルス幅変調(PWM)調光などを含むパルス点灯測定、温度特性測定などが一括制御下で面倒な操作が不要になります。測定部である積分球と積分半球の大きさは、測定する照明器具やランプの大きさや形状に応じてφ250mmからφ2000mmまでラインアップしています。検出器部である分光器には広いダイナミックレンジを有するMCPD-9800シリーズを採用しており、数ルーメンの低強度ランプからワットクラスのハイパワーレーザー光源まで対応可能です。なお、本システムは、北米照明学会(IES)のLM-79とLM-80とに準拠しています。
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基本情報
FMシリーズ 積分球サイズ:250 mm ~ 2,000 mm 測定範囲:0.07 lm ~ 430,000 lm(積分球サイズによる) サンプルサイズ(最大):Φ545 mm以下(積分球サイズによる) HMシリーズ 積分半球サイズ:300 mm ~ 2,000 mm 測定範囲:0.01 lm ~ 120,000 lm(積分半球サイズによる) サンプルサイズ(最大):Φ660 mm以下(積分半球サイズによる)
価格帯
納期
用途/実績例
各種照明器具、ランプの下記項目の測定評価 全光束〔JIS C 7801 / JIS C 8152〕 全放射束 分光全放射束(スペクトル) 等色標準偏差(SDCM) 色度座標(u, v)〔JIS Z 8725〕 色度座標(x, y)〔JIS Z 8724〕 色度座標(u', v')〔JIS Z 8781-5〕 相関色温度とDuv〔JIS Z 8725〕 主波長(Dominant)と刺激純度(Purity)〔JIS Z 8781-3〕 演色性評価数(Ra, R1~R15)〔JIS Z 8726〕 ピーク波長、半値幅
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大塚電子は、独自の「光」技術を用いて、大塚電子にしか出来ない画期的な新製品を作り出しています。 創業以来積み上げてきた要素技術を融合させながら、医用機器、分析機器、分光計測機器という3つの事業を展開しています。 【医用機器】 親会社である大塚製薬をはじめ、試薬メーカーなどと連携した、臨床検査機器、医療機器の開発・生産を主体とする事業を展開。最新テクノロジーを集結し、人々の健康に貢献しています。 【分析機器】 新素材解析のコアテクノロジーである光散乱の技術を、ナノテクノロジー領域の物性測定に応用。粒子径、ゼータ電位、分子量の測定法を基準に、新素材、バイオサイエンス、高分子化学、さらには半導体や医薬分野などへの展開を図ります。 【分光計測機器】 分光計測技術の代名詞であるマルチチャンネル分光器と、長年にわたって培ってきた解析技術の蓄積による製品群を生み出しています。多様化するニーズに応えながら、幅広い分野へと拡大し続けています。