行き詰まった設計者へ。その壁、「ゲル防水」と「設計値指南」で越えてみせる。 防水設計の奥義を学ぶ3時間【上級編】
防水構造の設計で、解決策が見いだせずお悩みの方 弊社の【初級編】【中級編】を受講済みの方 企業として、より高度で確実な防水設計技術を確立したいマネージャーの方 (※常習的に防水構造を検討している、経験豊富な方を対象としています ) 「標準的な手法はやり尽くした。だが、どうしても解決できない箇所がある…」 「このシール溝、圧縮率は何%が最適値なのだろうか?」 初級・中級で学んだ基礎知識を前提に、他ではなかなか見ることのできない、より詳細な設計手法と高度なテクニックを解説します 。 セミナーでは、ガスケットや両面テープの具体的な寸法決定や仕様の注意点といった「設計指南」 に加え、構造的に困難な部位への「超テク」として注目されるゲル防水を徹底解説 。さらに、異種材のインサート成形や起伏部(2.5D)の設計といった特殊なケースも取り上げます 。 また、試作評価で発生したキャップのエアリークや、パネルのテープ防水でのNG事例など、具体的な不具合とその解決策を共有 。
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基本情報
1防水設計 設計値事例 1-1シール溝 ガスケット/パッキン 設計指南 1-1-1防水設計:圧縮率/充填率 等 1-1-2組立設計:挿入性、位置決め 1-1-3その他の影響確認 1-2シール面 両面テープ/接着剤/シール材 1-2-1防水仕様:テープ設計/接着剤設計 1-2-2組立設計:設置、位置決め 1-2-3その他の影響確認 1-3グロメット防水 1-4超テク:ゲル防水 1-4-1部品一体型 1-4-2フィルム一体型 1-4-3ゲル単体 1-5その他 1-5-1起伏部設計(2.5D) 1-5-2異種材インサート成形時の設計 2塗布:シール材/硬化ガスケット、接着 2-1シール材/ポッティング 2-2熱硬化/UV硬化 ソフトガスケット 2-3接着剤 3不具合事例/解決 3-1キャップエアリークNG事例 3-2パネル(テープ防水)時の注意点とNG事例 3-3Oリング防水の注意点とNG事例 3-4シートガスケット時の注意点 4まとめ
価格帯
納期
用途/実績例
行き詰まっている課題への具体的な解決策を得られる 構造的に困った部位に対する対処法の一つである「ゲル防水」という、高度なテクニックを学べます 。 試作評価時に発生する浸水やエアリークでNGになった場合の対処方法例を知ることができます 。 具体的で数値に基づいた設計手法が身につく これまで見つけるのが難しかった、止水部品や筐体各部の詳細な寸法決定方法を学べます 。 ガスケットやパッキンのシール溝設計における「圧縮率/充填率」など、具体的な設計値の指南を受けられます 。 実際の失敗事例から学び、トラブルを未然に防げる 「キャップエアリークNG事例」や「パネル(テープ防水)時の注意点とNG事例」など、具体的な不具合事例とその解決策を学ぶことができます 。 特殊な条件下での高度な設計テクニックを習得できる 「起伏部設計(2.5D)」や「異種材インサート成形時の設計」といった、特殊で難易度の高い状況に対応する設計手法を習得できます 。
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『不可能』を『可能』に変えた、設計品質への挑戦 ある日、私たちのもとに、これまでにない薄さと軽さを追求した新型ウェアラブルデバイスの開発案件が舞い込みました。クライアントの要望は、「完全防水でありながら、デザイン性を一切損なわないこと」。この相反する難題に、プロジェクトは当初、暗礁に乗り上げていました。 筐体の厚みはわずか数ミリ。従来の防水技術では、内部の精密機器を守りきることはおろか、デザイン性を維持することすら困難でした。多くの技術者が「不可能だ」と匙を投げる中、神上コーポレーションの挑戦が始まりました。 私たちのチームは、まずDX推進の一環として3Dデータを徹底的に活用し、仮想空間でのシミュレーションを幾度となく繰り返しました。これは、手戻りをなくし、開発の生産性改善に繋がる重要なプロセスです。代表の鈴木が長年培ってきた、スマートフォン開発における世界最薄クラスの防水設計の経験と知見を総動員し、0.1ミリの隙間も見逃さずに水の侵入経路を徹底的に分析。最高の設計品質を追求し、従来の常識を覆す新たな防水構造を導き出しました。